編集員通信


“障害レース2回に1回は落馬が”

  2月27日阪神の障害レースで14頭中4頭が落馬した。一時は廃止説も流れた障害レースが、浜口前理事長の就任で見直され、号令一下名称もハイカラなジャンプと変わるし、障害用のG1創設、出走馬への優遇策により出走頭数の増加をみ、すっかり活気づいている。97年以前はこんなに落馬が当り前のようなレースは多くなかった。頭数が半分だから、スムーズに運べたということか。昨年の障害全レースを調べてみると、134レース中73レース、実に2回に1回は落馬或いは競走中止が発生している。4月の阪神では14頭中6頭、11月京都ハイジャンプでは13頭中7頭が落馬している。障害の難易度に差があるのだろう。馬や、騎手の技術にも問題があるのかも知れない。25レース中19レースに落馬のあった京都は、発生頻度0.76でワーストワン。中山が0.696で、次いで阪神0.643の順。その3場に比べると東京0.346と極端に少ない。落馬以外での競走中止は、関西圏が11頭、関東圏が2頭。これもえらい違いがある。1レースの平均出走頭数は、中央場所で10〜11頭、東西共に殆ど変わらない。97年をみてみると、頭数が少ないと確率的にも落馬事故は少なくて当り前のよう。これがローカルに行くと、同じぐらいの出走頭数なのに0.346で東京並み、3レースに1レースの割り合いになる。障害に落馬はつきもの、それで腹を立てるくらいなら買わないで見ている事だ。その方がよほど精神的に良い。貴男ならどうする。アクシデントを勘定に入れて穴を狙うというのなら、京都、中山、阪神で。もっとも、落馬をあてにするようでは、例え的中しても後ろ目たさが残りそうだし……。


編集局長 坂本日出男


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