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◆栗東レポート



伊藤雄厩舎の期待の良血馬、2回函館で続々デビュー

 伊藤雄厩舎の期待の良血馬が2回函館で続々とデビューする。チューリップ賞など重賞3勝を挙げたオレンジピールの全妹オレンジブロッサムが初日の芝1000m、新潟大賞典を連覇したマイヨジョンヌの半弟で父がブライアンズタイムに替わったシャワーパーティーが2日目の芝1200mに登場。コマンダーインチーフ産駒で、近親にフラワーC勝ちのスギノキューティーがいるセンターベンセールは2週目を予定している。

 伊藤雄師 3頭とも期待していますが、とくにシャワーパーティーは来年のクラシックを狙える器だと思っています。早い時期に入厩して十分に乗り込んだので仕上がりもいいです。

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▼マチカネラン次走はしゃくなげS

 右トモ骨膜炎から立ち直り、休み明け緒戦のひばり特別を6馬身差で圧勝したマチカネラン(牡4歳、栗東・西園厩舎)は7月8日のしゃくなげS(東京、4歳900万、ダート1600m)に向けて調整中。ダートはアグネスデジタルを破ったデビュー戦を含めて2戦ともにぶっち切り。注目の1頭だ。

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▼ゴールドティアラ函館へ

 プロキオンS(G3)をレコードで制し、ダート重賞4勝目をマークしたゴールドティアラ(牝5歳、栗東・松田国厩舎)は、函館スプリントSに出走予定の僚馬ブロードアピール(牝7歳)とともに函館競馬場に移動した。このあと放牧に出るか、函館競馬場に残るかは流動的だが、9月2日のエルムS(札幌、G3、ダート1700m)を視野に入れて調整される。

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▼トゥナンテ北九州記念へ

 愛知杯(G3)で重賞初制覇を遂げたトゥナンテ(牡6歳、栗東・松元省厩舎)は登録していた米子Sを見送り、7月16日の北九州記念(小倉、G3、1800m)一本に絞って調整されている。17日に坂路で58.6秒(馬ナリ)をマークしており、順調そのもの。
 なお、北九州記念には、エイシンキャメロン、ピサノガルボらも出走を予定している。

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ブゼンキャンドルは矛先を変えマーメイドSへ

 入障4戦目にして障害未勝利戦を勝ちあがったブゼンキャンドル(牝5歳、栗東・松田博厩舎)は障害オープン戦には向かわず、7月9日のマーメイドS(阪神、G3、芝2000m)に進む。

 松田博師 勝って区切りをつけてくれましたが、飛越やレース内容に思ったほどの進境が窺えなかったので、平地戦に戻して使っていくことにしました。当面の目標はマーメイドSです。

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ローレルプリンセス短期放牧へ

 18日の函館競馬の新馬戦(芝1200m)で後続に5馬身差をつけ、評判どおりの強さを見せつけたローレルプリンセス(牝3歳、栗東・山内厩舎)はソエおため短期放牧に出された。回復が早ければ、札幌戦あたりで復帰する。

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ホワイトハピネスは秋に向けて充電

 未勝利、野苺賞を連勝したホワイトハピネス(牡4歳、栗東・小原厩舎)は秋まで休養し、9月24日の神戸新聞杯(阪神、G2、芝2000m)あたりから始動する。

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エイシンサンルイス放牧へ

 プロキオンS2着など、今季のダート短距離のオープンでコンスタントに上位争いしたエイシンサンルイス(牡5歳、栗東・太宰厩舎)は21日、岡山の栄進牧場にリフレッシュ放牧に出された。

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ビハインドザマスク北九州短距離Sへ

 ストークSで鮮やかな追い込みを決めてオープン入りしたビハインドザマスク(牝5歳、栗東・北橋厩舎)の次走が7月15日の北九州短距離S(小倉、4歳上オープン、芝1200m)に決まった。

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