編集員通信


“夏場恒例の馬場改修工事”

 例年、夏の小倉競馬が始まると同時に馬場の改修工事に取り掛かられる。最近は、坂路コースにも開場1時間半後にはハローが入り、馬場整備をされるようになった。使用頻度の高いCウッドコースでは、1日2度のハロー掛けが行われている。
 話は横道に逸れるが、ハロー掛け直後と、直前でのタイム差は、坂路だと800mで2秒ほどもの差になっている。現時点ではそこ迄詳細に紙上へ表示出来なくて残念なのだが……。
 整備により故障馬の数を減らす目的は、ある程度の成果を収めているようだ。坂路コースは在厩馬の約半数が利用しており、閉鎖になった第1週目の7月12日のCウッドコースは、北海道、小倉への出張馬がいて本来は閑散とするところなのに、一時的にせよドッと集中した馬場開場直後は、さながらフライパンで胡麻を煎っているような賑わい。
 Eコースの利用馬は絶対数が少ないので7月10日から9月4日迄工事にかかっていても、さほど影響は受けないが、坂路が使えないと大変。いまだ手動で採時している担当者は悲鳴を上げている。7月10日から24日まで、坂路工事の終了する迄の2週間は覚悟しているようだが……。
 坂路が終わると7月25日から9月4日にかけてDWコースの改修にかかる。平常坂路を中心にして調教している馬にとっては、調整上少々勝手が違って戸惑うだろうが、今年初めてのことではないので、厩舎サイドは心得たものだ。
 いずこも滞りなく調教は進められているし、これを機会に、坂路から平地のCやDコース追いへの切り替えも模索されている節もある。

 

編集局長 坂本日出男

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