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アグネスタキオン引退、種牡馬入り安田富騎手が現役引退毎日王冠の予備登録馬アメリカンボス、復帰戦は毎日王冠ハッピールック、次走は神戸新聞杯	サンプレイス、右前浅屈腱炎判明ロードプリヴェイル、札幌３週目の自己条件へライトハートリー回避エピグラフ放牧へ米２冠馬ポイントギヴン脚部不安で電撃引退

▼アグネスタキオン引退、種牡馬入り

　無敗の皐月賞馬アグネスタキオン（牡３歳、栗東・長浜厩舎）の現役引退、種牡馬入りが８月29日、長浜調教師より正式に発表された。同馬は皐月賞の後に左前浅屈腱炎が判明したため、ダービーを断念して放牧に出されていた。通算成績は４戦４勝。皐月賞（Ｇ１）の他にラジオたんぱ杯３歳Ｓ（Ｇ３）、弥生賞（Ｇ２）の重賞を制した。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。日高通信に関連記事を掲載。

長浜師　再起に向けて調整を続けてきましたが、オーナーと相談し、引退させることにしました。もう一度競馬をさせてやりたかったという思いはありますが、これだけの馬なので、今後種牡馬としてのことを考えると、オーナーの決断は正しかったのではないかと思います。デビューからのレースを振り返ると、ただ“すごい”という感嘆の言葉しか見つかりません。今後はサンデーサイレンス後継種牡馬の中でも最良の１頭となれるように頑張って欲しいと願っています。現役時には多くのファンの皆様から多大なご声援をいただきましたが、引退後もタキオンの仔を応援してください。ありがとうございます。

▼安田富騎手が現役引退　

　安田富男騎手（53歳、美浦・フリー）が、９月２日の２回新潟競馬８日目の騎乗を最後に、34年に及んだ現役生活に別れを告げた。ＪＲＡ通算成績は8378戦758勝。重賞では菊花賞など37勝、1996年には札幌スプリントＳをノーブルグラスで制し史上初となるＪＲＡ全10場重賞制覇を達成している。

安田富騎手　今日（２日）は午前中に２勝。これで責任は果たせたかな（笑）。引退の実感が沸くのは、朝ゆっくりと寝ていられるようになってからでしょうね。印象に残る馬ですか？たくさんいますからね。１頭だけ挙げるのは難しいですよ。

▼毎日王冠の予備登録馬　

　ＪＲＡは８月30日、毎日王冠（10月７日、東京、Ｇ２、芝1800ｍ）の外国予備登録馬を発表した。予備登録を行なったのは次の１頭。今後は参加意思の確認を行ない、出走が決定する。

　オールデンタイムズ（英、牡３歳）

▼アメリカンボス、復帰戦は毎日王冠　

　８月23日に美浦トレセンに帰厩したアメリカンボス（牡６歳、美浦・田子厩舎）は、10月７日に行われる毎日王冠（東京、Ｇ２、芝1800ｍ）で戦列に復帰することが決まった。

▼ハッピールック、次走は神戸新聞杯　

　札幌の準オープン特別・北海道新聞杯で２着となったハッピールック（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）の次走は、９月23日に行なわれる神戸新聞杯（阪神、Ｇ２、芝2000ｍ）の予定だ。

▼サンプレイス、右前浅屈腱炎判明　

　新潟記念を快勝して重賞初制覇を遂げたサンプレイス（牡６歳、栗東・池江厩舎）は８月29日、右前浅屈腱炎を発症していることが明らかとなった。９カ月以上の休養を必要とする見込み。同馬はこれまでにも１年２カ月、10カ月半の休養があり、これが３度目の長期休養となる。

▼ロードプリヴェイル、札幌３週目の自己条件へ　

　古1000万に匹敵する好時計で未勝利戦を大差勝ちしたロードプリヴェイル（牡３歳、栗東・池江厩舎）は札幌３週目の自己条件、定山渓特別（芝2000ｍ）か、釧路特別（ダート1700ｍ）のどちらかに出走予定。

▼ライトハートリー回避　

　新潟２歳Ｓに出走予定だったライトハートリー（牝２歳、美浦・畠山吉厩舎）は、軽い脚部不安が判明したため、大事をとって同レース出走を回避した。

▼エピグラフ放牧へ　

　札幌のキーンランドＣを逃げ切ってオープン初勝利を挙げたエピグラフ（牡４歳、栗東・山内厩舎）は、リフレッシュ放牧に出された。

▼米２冠馬ポイントギヴン脚部不安で電撃引退

　プリークネスＳとベルモントＳの米２冠に加え、８月25日のトラヴァーズＳまでＧ１４連勝中だったポイントギヴンの引退が８月31日に発表された。ポイントギヴンはトラヴァーズＳ圧勝後、デルマーの自厩舎で左前肢の捻挫が発見され、目標とする10月27日のＧ１ブリーダーズＣクラシックには間に合いそうもないことから、関係者の協議によって引退が決定された。種牡馬としての繋養先など、詳細は未定。

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