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シンコウカリドが菊花賞を回避

 セントライト記念勝ち馬シンコウカリド(牡3歳、美浦・宗像厩舎)は、左前の爪に軽い不安を発症したため、予定していた菊花賞(10月21日、京都、G1、芝3000m)への出走を断念した。宗像師が5日、明らかにしたもの。同馬は3日の午後、歩様に違和感が見られることから診察を受けたところ、左前の爪不安が判明した。放牧には出さず、自厩舎でしばらく様子を見ることになっている。

宗像師 不安個所は左前脚の爪。幸いにも軽症でしたが、日程的に調整が難しくなってしまいました。先のある馬ですし、ここは無理をさせず、菊花賞は回避することにしました。立て直して、また頑張ります。

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▼吉田騎手全治3週間 

 9月30日の中山競馬第10R内房特別でクニノユメオーに騎乗した際に落馬、負傷した吉田豊騎手(26歳、美浦・大久保洋厩舎所属)は、右親指付け根部分の脱臼および全身打撲で全治3週間と分かり、騎乗を予定していた毎日王冠でのサイレントハンターをはじめ、先週の東京競馬での騎乗を取りやめた。今週の騎乗も微妙な状況だ。

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▼マルターズ米G3・2着 

 米国で競走生活を送っているマルターズスパーブ(牝4歳、美浦・堀井厩舎、米C.バウマン厩舎)が10月6日、シカゴ近郊のアーリントンパーク競馬場で行われたG3アーリントンメートロンH(ダート9ハロン)に出走、2番手で粘って勝ったハンブルクラークから1馬身差の2着に入った。昨年11月のブリーダーズCフィリー&メアターフ以来、これが6戦目(一般戦に2勝)で、初めての重賞入着だった。

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▼武豊騎手、35勝目 

 フランスに遠征中の武豊騎手(32歳、栗東・フリー)が2日、サンクルー競馬場で2鞍に騎乗し、第6Rマイナ賞のプリティーで1着となった。今年の海外通算成績は338戦35勝。武騎手は10月中旬に帰国し、菊花賞でダンツフレームに騎乗する。

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▼橋本輝雄元調教師、逝去 

 橋本輝雄元JRA調教師が10月1日午後10時40分、病気療養先の茨城県・東京医科大学霞ケ浦病院にて逝去、86歳だった。告別式は日本調教師会葬として美浦トレセン厚生会館分館で10月4日午後1時からしめやかに営まれた。喪主は妻のとき恵さん。橋本氏は北海道出身。騎手時代には2度のダービー優勝を記録した。1953年から調教師に転向し、1993年の引退までに通算945勝。この中にはダービー(メリーナイス)、菊花賞(コマヒカリ、アカネテンリュウ)など、重賞での30勝が含まれる。また、中山大障害4勝のフジノオーを育て、1966年には英グランドナショナルに挑戦させた(結果は競走中止)。1978、79年には日本調教師会副会長、関東本部長も務めた。

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