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ウォーエンブレム三冠達成ならず 南井騎手、騎乗停止
池添騎手、通算200勝 アドマイヤコジーン、夏は函館で調整
武豊騎手、フランスで勝利 ブレイクタイムは新潟戦でカムバック
落馬負傷の西原騎手、6カ月の安静加療を要す    
 
ウォーエンブレム三冠達成ならず
〜英ダービーはオブライエン厩舎の1、2着独占〜

 24年ぶりの米三冠達成がかかった第134回ベルモントS(3歳、ダート12ハロン)が6月8日、ベルモントパーク競馬場で行われ、単勝71倍の伏兵サラヴァが早目先頭のメダーリアドーロを直線で交わして優勝した。2冠を制したウォーエンブレムはスタートで躓いて馬込みで折り合いを欠き8着。日本産のサンデーブレークは中団から直線3番手まで上がったが、勝ち馬から約10馬身差の3着に終わった。

 第223回英ダービー(3歳牡牝、芝12ハロン10ヤード)は6月8日、エプソムダウンズ競馬場で行われ、前半後方につけた2番人気のハイシャパラルが坂の下りから進出、直線で3番手から抜け出すと、追いすがる1番人気の英2000ギニー2着馬ホークウィングに2馬身差をつけて快勝した。1、2着馬はともに愛国の“天才”エイダン・オブライエン厩舎所属。勝ち馬はデビュー戦2着の後、これで5連勝となった。

池添騎手、通算200勝

 9日の中京競馬第10Rでヤマニンリスペクトに騎乗して1着となった池添謙一騎手(22歳、栗東・フリー)が98年3月1日の初騎乗以来、2254戦目にしてJRA通算200勝を達成した。重賞勝ちは5勝。今年の桜花賞でG1初制覇を遂げている。

武豊騎手、フランスで勝利
 7日、メゾンラフィット競馬場で騎乗した武豊騎手(33歳、栗東・フリー)が第9Rのプティモラン賞(2100m、14頭立て)で勝利を挙げた。この日、武騎手は3鞍に騎乗。第3Rは5着、第5Rは着外だった。
落馬負傷の西原騎手、6カ月の安静加療を要する

 2日の中京競馬第5R障害戦で落馬負傷した西原玲奈騎手(20歳、栗東・須貝厩舎所属)は第2・3腰椎椎体骨折、右足関節骨折(脛骨、腓骨々折)と診断された。約6カ月間の安静加療を要する見込み。

南井騎手、騎乗停止
 8日の中京競馬に騎乗予定だった南井大志騎手(19歳、栗東・橋田厩舎所属)は体重調整の注意義務を怠って病気(熱中症、脱水症)になり、騎手変更となったため、6月10日〜6月16日(開催日2日間)の騎乗停止処分となった。
アドマイヤコジーン、夏は函館で調整

 安田記念を制覇したアドマイヤコジーン(牡6歳、栗東・橋田厩舎)は函館競馬場に移動した。夏のあいだ滞在してジックリ乗り込みながら調整される。

 安田記念3着のミレニアムバイオ(牡4歳、栗東・領家厩舎)はノーザンファーム空港牧場にリフレッシュ放牧へ。安田記念5着のエイシンプレストン(牡5歳、栗東・北橋厩舎)は夏場は自厩舎で充電する。

ブレイクタイムは新潟戦でカムバック
 昨年の安田記念2着馬でスプリンターズS(8着)のあと放牧に出されていたブレイクタイム(牡5歳、栗東・山本厩舎)は栗東トレセンに帰厩し、坂路調教を再開している。7月14日に新潟競馬場で行なわれるNSTオープン(3歳上オープン、芝1400m)で復帰予定。

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