８月17日に仏ドーヴィル競馬場で行われるジャック・ル・マロワ賞（Ｇ１、芝1600ｍ）への参戦が決まったテレグノシス（牡４歳、美浦・杉浦厩舎）の渡仏日が、８月５日に決まった。これは同馬を管理している杉浦調教師が10日に明らかにした。テレグノシスは安田記念７着後に宮城県の山元トレセンに移動し、その後北海道千歳の社台ファームに放牧に出されている。美浦トレセンには今月下旬に帰厩し、30日から出国のための検疫に入り、８月５日にフランスに向けて出発する。なお、ジャック・ル・マロワ賞はフランス伝統のマイルＧ１戦。98年にはタイキシャトルが参戦し、１番人気に応えて優勝している。

　2002年の高松宮記念(Ｇ１)を制した快足ショウナンカンプ（牡５歳、美浦・大久保洋厩舎）の引退式が13日(日)、函館競馬場で行われた。藤田騎手を背に本馬場を颯爽と走る姿はさすがと思わせるスピード感。ファンに最後の別れを告げた。

　英国遠征中の後藤浩輝騎手（29歳、美浦・フリー）は９日、英ケンプトン競馬場の第２Ｒ芝1400ｍ戦でバズバズに騎乗したが10着（10頭立て）。また、翌10日には英ニューマーケット競馬場の第７Ｒ芝2400ｍ戦でアンプールに騎乗し、こちらは６着（９頭立て）だった。

　６月17日の上山交流レースで落馬し、第３、４腰椎圧迫骨折および右胸部挫傷で休養していた坂井千明騎手（52歳、美浦・フリー）が、先週12日の福島競馬で復帰を果たした。

　日吉正和騎手（31歳、栗東・作田厩舎）が20日付で騎手を引退することになった。今後は岡田厩舎の調教助手に転向予定。