ダイヤモンドビコー（牝５歳、美浦・藤沢和厩舎）の現役引退、繁殖入りが決まった。21日午前、競走馬登録抹消届が提出されたもの。16日に行われたエリザベス女王杯６着が最後のレースとなった。ＪＲＡ通算成績は23戦７勝、２着５回。01年ローズＳ、02年阪神牝馬Ｓ、02年中山牝馬Ｓ、02年府中牝馬Ｓで重賞勝ちし、02年エリザベス女王杯では２着。今後は北海道千歳の社台ファームで繁殖生活に入るが、父サンデーサイレンス、母は米Ｇ１で４勝のステラマドリッドという良血だけに、繁殖馬としても期待がかかる。

　2000、02年のステイヤーズＳＧ２、01年の目黒記念Ｇ２の勝ち馬ホットシークレット（セン７歳、美浦・後藤厩舎）は12月６日のステイヤーズＳに向けて調整中だったが、21日の調教で骨折を発症した。診断では、右第２中手骨骨折で全治３カ月。

　15日に行われた京王杯２歳Ｓで５着に敗れたナカヤマバスター（牡２歳、美浦・二ノ宮厩舎）は、12月27日のオープン特別クリスマスローズＳ（中山、芝1200ｍ）に向かうことになった。

　15日のノベンバーＳを勝ってオープン入りしたカナハラドラゴン（牡５歳、美浦・山田厩舎）は、12月13日に行われる中日新聞杯（中京、Ｇ３、芝1800ｍ）に出走する。

　16日に行われた福島記念で２着惜敗のウインブレイズ（牡６歳、美浦・宗像厩舎）は、12月14日の鳴尾記念（阪神、Ｇ３、芝2000ｍ、ハンデ）に向かう。また、同15着に終わったマイネルアムンゼン（牡４歳、美浦・田中清厩舎）の次走は、12月20日のオープン特別ディセンバーＳ（中山、芝1800ｍ）の予定。