コーナーTOP
CONTENTS
PHOTOパドック
ニュースぷらざ
1週間分の競馬ニュースをピックアップ
編集員通信
競馬ブック編集員が気になる事柄にコメント
アンカツ効果






 


◆ Topics

中央競馬史上初、武豊騎手年間200勝 蛯名騎手年間100勝
藤沢和師が9回目の全国首位 種牡馬サンデーSJRA年間300勝達成
芹沢騎手通算500勝 牧田、松田騎手が負傷
ヒューズ騎手騎乗停止 安藤勝騎手は300勝
雪で中止の中山大障害1月10日に施行    
 
中央競馬史上初、武豊騎手年間200勝

 27日(土)の阪神競馬第1Rでウインプログレスに騎乗して1着となった武豊騎手(34歳、栗東・フリー)が中央競馬史上初の年間200勝を達成した。年間100勝することが目標とされてきたJRAの騎手にとって、年間200勝は前人未踏の大記録。
 
武豊騎手 200勝達成は大きな区切りだと思います。今年は怪我もなく1年を通じて騎乗できましたし、いい馬に乗せていただいているので、達成できたと思います。とにかくうれしい限りです。G1では少し期待に沿えないこともありましたが、ベストは尽くせたと思っています。勝ち星という目標はクリアできたので、有馬記念で今年を締めたいと思います。

藤沢和師が9回目の全国首位

 2003年のリーディングトレーナーには63勝をマーク した藤沢和雄調教師(52歳、美浦)がトップの座に輝いた。藤沢和師の全国首位はこれで9回目。また、年間60勝突破は、68勝を記録した01年に続いて2度目。西では、森秀行調教師が44勝を挙げて関西リーディングトレーナー首位となっている。
 一方、リーディングジョッキー部門では、223勝を挙げた武豊騎手(34歳、栗東・フリー)が全国首位となっている。武豊騎手の全国首位は13回目。関東リーディング首位は、123勝を挙げた柴田善臣騎手(37歳、美浦・フリー)に決まった。柴田善騎手の関東リーディング首位は02年に続いて2回目。(数字は12月28日現在、地方含む)

芹沢騎手通算500勝

 27日(土)の中京競馬第8Rでトウカイエリートに騎乗して差し切り勝ちを収めた芹沢純一騎手(35歳、栗東・フリー)が、88年3月5日のデビュー戦以来5883戦目にしてJRA通算500勝を達成した。史上65人目、現役では24人目。JRA重賞勝利は95年のニュージーランドT4歳S(G2)、01年のエプソムC(G3)など7勝。
 芹沢騎手 初騎乗初勝利もこの中京競馬場だったので、達成できて良かったです。これからも一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。

ヒューズ騎手騎乗停止

 JRAの短期免許を取得リチャード・ヒューズ騎手(30歳)は平成15年12月24日、園田競馬場で行われた兵庫ゴールドトロフィーでノボジャックに騎乗した際、3コーナーで外側に斜行し、他馬の進路を妨害したとして兵庫県競馬組合裁決委員から7日間(平成15年12月25、29〜31日、同16年1月2〜4日)の騎乗停止処分を受けた。これを受けたJRAは25日、裁定委員会の議定により、同騎手に対して平成15年12月27日から平成16年1月12日まで(開催日6日間)騎乗停止処分を下した。

雪で中止の中山大障害1月10日に施行

 27日(土)の中山競馬第10Rに組まれていた中山大障害(J・G1)は積雪のため中止。また、この日の芝5鞍はダートに変更して行われた。なお、中山大障害は平成16年1回中山競馬2日目(1月10日)の第10Rとして施行されることになり、2日目第8Rに予定されていた中山新春ジャンプSは6日目第8Rに変更となっている。

蛯名騎手年間100勝

 27日の阪神競馬第10R北摂特別でメジロダンダークに騎乗し1着となった蛯名正義騎手(34歳、美浦・フリー)は、自身4度目となるJRA年間100勝を達成した。年間100勝は武豊、柴田善臣、安藤勝己、藤田伸二騎手に次いで今年5人目。

種牡馬サンデーSJRA年間300勝達成

 12月27日の阪神競馬第12Rでエルダンジュが1着となり、03年のサンデーサイレンス産駒によるJRA勝利は300勝となった。これまでの産駒の年間最多勝利は、01年にサンデー自身が記録した261勝。なお、サンデーサイレンスの産駒はその後、3勝を挙げており、産駒JRA通算勝利は1746勝。ノーザンテーストの持つ、産駒のJRA通算最多勝利記録1749勝にあと3勝と迫っている。

牧田、松田騎手が負傷

 27日(土)の阪神競馬第5R障害戦で落馬した牧田和弥騎手(31歳、栗東・フリー)は右鎖骨々折が明らかとなった。同日の中京競馬メインでは松田大作騎手(25歳、栗東・フリー)の騎乗したロサンゼルスシチーが馬体に故障を発症して競走中止し、松田騎手が右肩関節靭帯断裂、両下肢挫傷を負っている。

安藤勝騎手は300勝

 27日(土)の阪神競馬第3Rでホウシュウムサシに騎乗して1着となった安藤勝己騎手(43歳、栗東・フリー)がJRA通算300勝を達成した。安藤騎手は地方所属時に190勝、3月1日のJRA騎手免許取得後に110勝を挙げており、JRA重賞勝利は20勝(27日3R終了時点)。
 安藤勝騎手 300勝という数はあまり意識していませんでしたが、達成できてとてもうれしいです。今年はJRAの騎手にもなり、忘れられない1年となりました。来年も頑張りますので、声援よろしくお願いします。


copyright (C)NEC Interchannel,Ltd./ケイバブック1997-2003