５月23日の中京競馬第８Ｒで、中京競馬としては最高払戻額となる98万5800円(３連複)が飛び出した。混戦と見られていたこのレースは前半速いラップとなり、直線に向くと外から11番人気の（１８）パープルキングが猛然と追い込んで１着。２着に障害帰りの10番人気（１４）ダンツソールジャーが入り、３着に15番人気の（１０）クラシックブレードが入線。３連複（１０）―（１４）―（１８）は816通り中600番人気だった。98万5800円は３連複歴代６位の高配当。
　ＪＲＡでは、15日の新潟競馬11Ｒ邁進特別で史上最高配当の155万5450円（３連複、560通り中526番人気）が出たばかり。22、23日の２日間では東京、新潟、中京の３場で馬単、３連複を合わせ、10万を超える万馬券が計10本も出ている。９月11日から全国的にスタートする３連単（８月14日より札幌競馬で先行発売）では、果たしてどれだけの高配当が出るのか……。

　新人の藤岡佑介騎手（18歳、栗東・作田厩舎所属）が第１回新潟開催のリーディングジョッキーとなった。同開催の通算成績は40戦８勝。本年通算は12勝。

　安田記念（６月６日、東京、Ｇ１、芝1600ｍ）の選出馬だった香港のボウマンズクロッシングは結局、同レース出走を辞退したため、今年の安田記念出走の外国馬は既報通り、アイランドファッション（牝４歳、米）とセルフフリット（セン６歳、香港）の２頭だけとなった。

　皐月賞２着のコスモバルク（牡３歳、北海道・田部厩舎）が19日、北海道新冠のビッグレッドファーム明和から門別競馬場に移動した。予定通り27日に東京競馬場に向けて出発する。