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蛯名騎手JRA通算10000回騎乗達成 故竹本騎手追悼植樹式
ドルバコ4着 公営船橋でナドアルシバ競馬場C
鮫島調教師JRA通算100勝 安田記念、マイルCS、国際G1に昇格
柴田人、南田調教師JRA通算100勝 藤岡騎手が調教中に負傷
香港のホワイト騎手、短期騎手免許を取得 福島競馬場でチャリティー販売
ダンスインザムード帰国 古川定石氏、逝去
 
蛯名騎手JRA通算10000回騎乗達成

 10日の福島競馬第9Rでアタゴビッグマン(2着)に騎乗した蛯名正義騎手(35歳、美浦・フリー)が87年3月1日の初騎乗以来、JRA通算1万回騎乗を達成した。これは、今年の1回中山4日目に横山典弘騎手が達成して以来の記録。現役では7人目、歴代では13人目となる。デビューから17年4カ月での達成は史上3番目の速さ。1万回騎乗達成時点での通算勝利数は1268勝。重賞勝ちは98年のジャパンカップ(エルコンドルパサー)などのG1・14勝を含む66勝。
 蛯名騎手 すごいことだね。騎手になりたての頃は、ここまでこれるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。みんなに応援してもらったおかげでここまでこれたと思います。これからも頑張っていい成績を挙げて、支えてくれた方々に喜んでいただけたらと思います。

ドルバコ4着

  英国遠征中のドルバコ(牡3歳、栗東・森厩舎)は7月8日のG1ジュライCを除外されて7月10日チェスター競馬場の準重賞シティウォールS(芝5F)に出走し、4着となった。スタートで出遅れ、最後の直線でも前が詰まる厳しいレースとなったが、勝ち馬ファイアーアップザバンドからはおよそ2馬身1/2差の惜しい内容だった。

鮫島調教師JRA通算100勝

 11日の阪神競馬第10Rでケージーダンシング(牡4歳)が1着となり、鮫島一歩調教師(50歳、栗東)が2000年3月1日の開業以来1003戦目でJRA通算100勝を達成した。重賞は2勝。
 鮫島師 やっと100勝を達成できて嬉しいです。1勝1勝を積み上げていきたいと思いますので、応援宜しくお願いします。

柴田人、南田調教師JRA通算100勝

 10日の函館競馬第3Rでガレリアトウショウが1着となり、柴田政人調教師(55歳、美浦)は1618戦目でJRA通算100勝を達成した。また、同日の福島競馬第6Rでは、メガスピリッツが1着となり、南田美知雄調教師(48歳、美浦)がJRA通算100勝を記録している。こちらは1860戦目。この中にはカッツミーによる02年のラジオたんぱ賞勝ちが含まれている。
 柴田人師 ここまでこれたのはスタッフがみな仕事に真摯に取り組んでくれているおかげ。関係者のみなさんにも感謝しています。勝ち星を更に伸ばせるように今後も頑張ります。
 南田師 重賞を勝ったカッツミーの弟で100勝目を飾れて運命めいたものを感じます。スタッフや皆様のおかげでここまでくることができました。これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。

香港のホワイト騎手、短期騎手免許を取得

 南アフリカ出身で4年連続香港リーディング1位のダグラス・ホワイト騎手(32歳)が、短期騎手免許を取得した。ホワイト騎手が短期騎手免許を取得して騎乗するのは初めて。期間は7月10日から8月9日の1カ月。身元引受人は美浦の藤沢和雄調教師、馬主の駒井孝男氏。なお、同騎手は10日の函館競馬第5R2歳新馬戦でアンブロワーズに騎乗して1着。白星スタートを切っている。

ダンスインザムード帰国

 3日の米G1アメリカンオークスで惜しくも2着に終わったダンスインザムード(牝3歳、美浦・藤沢和厩舎)が、7日に帰国し、千葉県白井の競馬学校内の検疫厩舎に入った。1週間の着地検疫後、北海道千歳の社台ファームに放牧に出され、秋に備える予定。

故竹本騎手追悼植樹式

 故竹本貴志騎手の追悼植樹式が7日午前、JRA競馬学校で故竹本騎手の父久男さん、母耐子さん、兄の潤史、久志さん、競馬学校職員31名、騎手課程生徒18名が出席して行われた。遺族から寄贈された桜(そめいよしの)が調教スタンド東側に植樹され、同じく遺族から寄贈された、故竹本騎手の座右の銘「初志貫徹」が刻まれた記念石碑の除幕が行われた。

公営船橋でナドアルシバ競馬場C

 公営の船橋競馬場で今年11月16日、ダーレージャパンレーシング協賛のナドアルシバ競馬場C(2歳オープン)が施行されることになった。ダーレージャパンレーシングは、ドバイのモハメド殿下が関係しているゴドルフィンの日本関連法人。船橋競馬場では昨年、同法人所有馬がデビューしている。

安田記念、マイルCS、国際G1に昇格

 国際セリ名簿基準委員会(1CSC)は今年度から安田記念、マイルCSを国際G1に格付けすることを正式に発表した。これに伴い、今年秋のマイルCSの外国馬出走可能頭数が5頭から9頭に拡大される。また、大阪杯、マイラーズCも国際G2に昇格。国際格付けを取得したのは計12レースとなった。国際G1はJC、宝塚記念、安田記念、マイルCSの4レース。

藤岡騎手が調教中に負傷

 藤岡佑介騎手(18歳、栗東・作田厩舎所属)は10日、函館競馬場での調教中に負傷したため、10日、11日の函館競馬で騎乗する予定だった計16鞍(7日目7鞍、8日目9鞍)がすべて乗り替わりとなった。左足捻挫、もしくは靭帯損傷の疑い。

福島競馬場でチャリティー販売

 2回福島競馬の初日から6日目までに使用されたゼッケンが11日、福島競馬場でチャリティー販売された。売上金は410,000円。日本騎手クラブを通じて、(財)福島県交通遺児奨学基金協会に寄付される。

古川定石氏、逝去

 元日本中央競馬会理事の古川定石氏が7月5日午後8時38分、茨城県稲敷郡阿見町の東京医科大学霞ヶ浦病院で肺炎のため死去、73歳。告別式が8日午前10時30分から茨城県牛久市のセレモニーホール牛久斎場で行われた。喪主は妻の能江さん。古川氏は栗東トレセン場長時代に坂路調教コースを新設し、関西馬躍進に尽力をつくしたことで知られ、87年9月から90年9月までJRA理事。また、新聞コラムでも活躍した。


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