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第130代天皇賞馬ゼンノロブロイ

2000で生きた
ゼンノロブロイの決め手

第130代天皇賞馬に、スワンＳはタマモホットプレイ、武蔵野Ｓはピットファイター、今週はアルゼンチン共和国杯、ファンタジーＳ

　ザッツザプレンティ、シンボリクリスエス、イングランディーレ、タップダンスシチー、いつも前に何かがいた。１年間勝てない日が続いた。弱い４歳世代と揶揄されもした。神戸新聞杯圧勝の2000ｍ、遺憾なく発揮した末脚で、そんな屈辱をはね返したゼンノロブロイにとって、これが初のＧ１制覇。４歳世代のリーダーとして、堂々この後のＧ１戦線を戦うことになる。サポート役を果たしたペリエ騎手は昨年のシンボリクリスエスに続いての天皇賞(秋)連覇となった。スワンＳはタマモホットプレイ、武蔵野Ｓはピットファイターが優勝、それぞれ重賞初制覇となった。今週はアルゼンチン共和国杯、ファンタジーＳ。