競馬ブックコーナー

『美しきホースマン？』

24・25日号　発売中

	日経新春杯勝ちのアドマイヤデウス

素質馬アドマイヤデウスが鮮やかに復活

日経新春杯を制す。京成杯はベルーフ

　これまで冬期の重賞はダート変更に備えてフルゲートがダートと同じに設定されてきたが、今年からその制限がなくなり、日経新春杯は1954年の創設以来初めて18頭の多頭数で争われた。ハンデ戦らしい激しい追い比べとなった直線、内ラチ沿いから抜け出してきたのはアドマイヤデウスだった。同馬は昨年の春に若葉Ｓを快勝してクラシックに挑んだが、日本ダービーで骨折。それ以来の実戦となった今回の勝利によって、改めて非凡な素質を示した。17頭で争われた京成杯はベルーフが外から豪快に差し切ってクラシック候補となった。今週も続く３場開催。アメリカＪＣＣ、東海Ｓ、京都牝馬Ｓがメイン。