競馬ブックコーナー

今になって思うこと

31・1日号　発売中

	高松宮記念勝ち馬ファインニードル

ファインニードル鋭く鮮やかに

高松宮記念を制す、日経賞はガンコ、毎日杯はブラストワンピース、マーチＳはセンチュリオン

雨に降られることの多い高松宮記念も今年は好天に恵まれ、まぶしいほどの春の光の下で上半期のスプリント王者の座をかけて18頭が争った。前半３Ｆ33秒３、上がり３Ｆ35秒２の流れで台頭したのは中団を進んだグループ。外に進路を取ったファインニードルが内から先に抜けたレッツゴードンキを捉え、わずかに前に出たところがゴールだった。1200ｍでＧⅡ、ＧⅢ勝ちのあった同馬にとって３つ目の重賞勝ちが頂点のＧⅠとなった。充実期を迎えた５歳馬はまだまだ伸びる。日経賞はガンコ、毎日杯はブラストワンピース、マーチＳはセンチュリオンが制した。今週は大阪杯、ダービー卿チャレンジＴ、ドバイワールドＣデー。