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マヤノトップガン

 秋のスタートに予定していた京都大賞典に向けて調整中だったマヤノトップガン(牡6歳、栗東・坂口大厩舎)が24日(水)の調教後に脚部不安を発症。栗東トレーニングセンター競走馬診療所で精密検査を受けたところ、左前浅屈腱炎が判明した。
 この診断を受けた坂口正大調教師と田所祐オーナーが翌25日に会見を開き、同馬の現役引退を正式に発表するとともに、来春から優駿スタリオンステーション(北海道新冠町高江)で種牡馬入りする予定であることも明らかにした。
 同馬の通算成績は21戦8勝、2着4回、3着5回。平成7年に菊花賞、有馬記念を制して同年のJRA賞年度代表馬に選出されている。GTタイトルは上記に加え、翌8年の宝塚記念、今春の天皇賞の計4つ。生涯獲得賞金額8億1039万円は現役トップだった。
 坂口大師 24日の調教後、脚部に触れてみると違和感があったので、診療所でエコー検査を受けたところ、腱が痛んでいるとのことでした。症状としてはごく軽い程度のようで、無理をすれば使って使えないことはありませんが、過去数々の名馬がターフに散っていくのをこの目で見ており、自分の管理馬には絶対にそのようになってほしくないとの思いがあり、またこれだけ実績を挙げた馬ゆえ、無事に牧場に帰したいとの思いもあり、オーナーと相談のうえ、引退を決意しました。

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福永騎手通算100勝

 27日(土)の阪神競馬第4Rのクラッカージャックで今年47勝目を挙げた福永祐一騎手(20歳、栗東・北橋厩舎所属)が、平成8年3月2日のデビュー戦以来1033戦目でJRA通算100勝を達成した。同騎手は中央の重賞レースでまだ勝ち星を挙げていないが、公営川崎競馬のエンプレス杯(GU)で重賞初制覇を遂げている。

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アグネスワールド帰厩

 函館3歳Sを制したアグネスワールド(牡3歳、栗東・森厩舎)が24日、宮城県の山元トレセンから帰厩した。次走予定のデイリー杯3歳S(GU、芝1600b)に向け、坂路調教をスタートしている。

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エ女王杯ステップ競走 - 地方代表馬決定

 エリザベス女王杯のステップレース・カシオペアS(10月18日・京都)に東海・近畿・中国ブロックからオグリシャダイ(牝5歳、笠松・鷲見厩舎)が出走する予定。同レースで2着までに入れば、エ女王杯の優先出走権を得られる。同馬はオグリキャップの半妹で、父はリアルシャダイ。

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東京盃にJRAから5頭

 10月2日の「第31回東京盃」(GU、大井)に参戦するJRA所属馬と騎手は次の通り。デュークウェイン(牡6歳、美浦・小西一厩舎、岡部騎手)、トシヴォイス(牡7歳、栗東・柳田厩舎、松本騎手)、ニーニャデガルチ(牝5歳、栗東・山内厩舎、藤田騎手)、フジノマッケンオー(牡7歳、栗東・中村好厩舎、武豊騎手)、ユーコーマイケル(牡5歳、美浦・古賀一厩舎、水野騎手)。

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高松宮杯が名称変更

 5月に中京競馬場で行われている芝1200bのGT戦「高松宮杯」が、来年度から「高松宮記念」に名称が変更されて施行されることになり、22日にJRAから発表された。これは、高松宮宣仁新王殿下十年式年祭がこのほど行われたのを契機に、高松宮家から改称について要望があったため。

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タイキブリザード - 入国検疫終える

 ブリーダーズカップマイルに参戦するため、渡米したタイキブリザード(牡7歳、美浦・藤沢厩舎)が25日、ハリウッドパーク競馬場での48時間入国検疫を終え、一般馬房に入った。

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大江原、成田騎手が遠征

 JRAは26日、大江原隆騎手(39歳、美浦・上原厩舎所属)と成田均騎手(40歳、美浦・フリー)から海外出張届の提出があったことを発表した。これによると、遠征先はフランス、期間は平成9年10月1日から同10月10日。騎乗レースについては未定。

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ダイワオーシュウ - 次走は直接菊花賞

 今夏の上がり馬であり、セントライト記念で2着に食い込み、菊花賞出走権を手に入れたダイワオーシュウ(牡4歳、美浦・二ノ宮厩舎)は、11月2日に京都競馬場で行われる菊花賞(GT、芝3000b)にぶっつけで臨むことが決まった。

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エアガッツは中距離路線 - 次走はカブトヤマ記念

 セントライト記念で3着に終わったエアガッツ(牡4歳、美浦・栗田厩舎)は、中距離路線を歩むことになり、今後は10月19日に福島競馬場で行われるカブトヤマ記念(GV、芝1800b)を目指す。

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アイアムザプリンス帰厩

 20日に行われた札幌3歳S(GV、芝1800b)を快勝したアイアムザプリンス(牡3歳、美浦・杉浦厩舎)が24日、美浦トレセンに帰厩した。今後の最大目標は、暮れの朝日杯3歳Sだが、しばらく茨城県阿見にある中倉牧場へ短期放牧に出される予定。

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タイキシャーロック - 福島調整で南部杯へ

 エルムSで2着惜敗のタイキシャーロック(牡6歳、美浦・土田厩舎)は次走、10月10日に盛岡で行われるダートGT・南部杯(左回り1600b)に出走を予定しているが、同馬は福島競馬場に入厩して調整を行い、南部杯を目指すことになった。

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馬主連合会が助成金

 学術、医療の振興および国際親善、貢献を目的に、日本馬主協会連合会は25日、10団体に総額約8000万円の助成金を贈った。対象となった団体は、世界平和研究所、慶応大学および千葉大学医学部、京都映画祭実行委員会など。

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北海道売り上げ増

 今年から北海道シリーズは、函館、札幌の順に開催されたが、全32日間の総売り上げは前年比110.1%、1856億6265万6400円を記録した。一方で、入場者数は50万8434人にとどまり、前年比92%とマイナスだった。なお、北海道4開催の出走頭数は延べで4374頭。これは昨年の4015頭を大きく上回るレコードだった。

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横山典弘騎手ら講演 - 公開シンポジウム

 23日、札幌市内の大学で公開シンポジウム「馬に魅せられた人々」(主催:日本ウマ科学会、ウマと動物の関係学会)が開かれ、横山典弘騎手らが動物との触れ合いについて講演した。
 最初に行われた基調講演では鈴木康弘日本調教師会会長が「馬と生きる楽しさと厳しさ」、横山騎手が「人馬一体をめざして」、酒井公平・酒井牧場主(浦河町)が「生まれ来る子馬に夢を託して」、小西英司ホロシリ乗馬クラブ業務部長が「馬と共に野山を駆けて」の講題で、それぞれの体験を交じえて語った。
 今回、初めての講演となった横山騎手は「調教より疲れた」と苦笑しながらも「牧場や調教師、厩務員など、周りの人たちの思いが一つになって初めて人馬一体となって走れる」と力説。集まった聴衆約200人の共感を呼んでいた。

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JRAからのお知らせ - エリザベス女王杯当日の一般入場券及び指定席券の発売

 11月9日(日)に京都競馬場で施行される第22回エリザベス女王杯競走当日の一般入場券及び指定席券の発売について、下記のとおりお知らせします。

1、入場制限は実施いたしません。
2、一般入場券は、全て当日発売となります。
3、指定席券は、下記のとおりハガキによる抽選発売とさせていただきます。

@指定席数・種類
※各席に従来のシングル席(一席分)に加えペア席(二席分)も設けております。
特別指定席650席 シングル3500円 ペア7000円 新館5Fゴール前
A指定席1326席 シングル3000円 ペア6000円 新館5・6Fゴール手前100b付近
B指定席2746席 シングル500円 ペア1000円 在来館5・6F4コーナー前
※指定席料金には入場料が含まれます。

A応募方法
 官製ハガキに、住所・氏名・年齢・職業・ご希望の指定席名(一種類)・ご希望の席数(シングル席かペア席かどちらか)を明記のうえ、下記宛て先までご応募下さい。
 10月13日(月)当日の消印まで有効です。
※なお、お一人様での複数のお申し込みは、無効とさせていただきます。また、抽選の際、席番を指定させていただきますので、あらかじめご了承ください。

宛て先
〒612−88
 京都競馬場 エリザベス女王杯競走指定席抽選係
※特殊郵便番号のため住所の記入は不要です。

B抽選結果発表
 当選ハガキの発送をもってかえさせていただきます。

C発売日時・方法
−日時−
 エリザベス女王杯競走当日(11月9日(日))、開門時刻〜午後3時までの間。

−方法−
 当選ハガキと引き換えに、京都競馬場2号入場門にて発売。

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かなざわいっせい - パーソナリティー挑戦

 本誌連載中の「八方破れ」でお馴染みのかなざわいっせい氏が、深夜放送のゲストパーソナリティーを務めることとなった。もちろん、ラジオのパーソナリティーは初めてのこと。当日は、同氏の旅打ち仲間である亀和田武氏や、ゴーマン大王こと大越正実氏を招いて2時間のバトルトークが予定されている。放送は、10月4日(土)深夜3時〜5時、TBSラジオ「スピークスピリッツ」。

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