編集員通信


〈 ところで皆さん 〉

  ペリエ騎手が不調です。昨年、彼が大活躍して帰国する際、騎乗全馬の単勝を買っていればプラスになったと書きました。そして、次に来た時はペリエの単勝を買うとも。約束通り、今年、買いました。結果は惨々です。もうやめようかと思っています。でも、やめたら勝ちはじめるんでしょうねえ、きっと。

〈ところで皆さん〉。京都金杯は馬連12360円の大荒れレースになりました。正月の2日間、このレースだけじゃなく、万馬券が実に6回。その中に30000円を超えた馬券が3回もあるのですから、口アングリです。

(1)−6  −6
(2)+2  +2
(3)−2  +4
(4)新馬初戦
(5)−2   0
(6)−6  +2
 これが、その万馬券6レース(新馬初戦は対象外)の1、2着馬の前走比馬体重です。
(1)+2(5)  0(13)
(2) 0(5) +10(9)
(3)+2(8) +6(7)
(5)+4(5) +6(6)
(6)+2(9) +2(2)

 こちらは1番人気馬と2番人気馬の馬体重の増減と、着順()内です。大幅な馬体増の人気馬の不振が目につきます。

 今の時期、どの厩舎も馬体増を抑える(減っていた馬体を戻したい馬は別にして)ことに必死ですが、なかなかうまくいきません。だからこそ、今の時期、馬体重に注目です。2日間という短いものですが、前記の資料を見ると、連に絡む馬の馬体重はマイナス体重か、プラスなら最大4kgまでと判断していいでしょう。たとえ人気をしていても、プラス6kg以上の馬は敬遠するのが得策のようです。
 ちなみに、この2日間、平凡に収まったレース(馬連配当2000円まで、新馬初戦を除く)の1、2着の馬体重の増減は
 初 日第1R  −6  +2
 初 日第8R  −2  +8
 初 日第9R  −6   0
 初 日第12R  +2  +2
(第8Rの2着馬は398kgの小柄) 2日目第2R  +2 −2
 2日目第8R   0  +2
 2日目第9R   0  −2


 こちらは、初日第8Rを除いてマイナス体重か、プラス2kgまで。初日1、2着馬の人気は、(2)(3)、(1)(5)、(1)(6)、(2)(1)。2日目は、(1)(2)、(1)(6)、(3)(1)。プラス2kgまでなら、ほぼ人気通りに走れています。そして、中穴(馬連配当2010円以上)になった1番人気馬の増減と着順は
 初 日第2R −2(1着)
 初 日第10R +12(4着)
 2日目第1R  0(1着)
 2日目第3R  0(1着)
 2日目第7R  0(10着)
 2日目第11R +6(7着)
 こちらも2日目第7Rを除くとほぼ傾向通りです。
 3月の声を聞いて、暖かくなるまで、参考にしてください。

(競馬ブック関西デスク・井戸本征彦)

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