編集員通信


〈 ところで皆さん 〉

〈ところで皆さん〉
 自慢話になりますが、滅多にないことなので聞いてください。昨年末から年頭にかけて馬券が絶好調なんです。特に凄かったのは12月26日でした。阪神第9Rの5660円、10Rの5290円を連続ヒット。27日は第9Rの1320円と第10Rの1440円をドンと(とはいっても大した額ではないのですが)。これに有馬記念の4430円までいただいたのですから、笑いが止まりません。

 ですが、会心のレースといえるのは、1月10日の京都第11Rの平安S(馬連980円)なんです。

(1)レイズスズラン 56kg 56kg
(2)ロバノパンヤ 55kg 53kg
(3)ファンドリリョウマ 56kg 56kg
(4)マイターン 55kg 53kg
(5)パリスナポレオン 57kg 53kg
(6)オースミジェット 56kg 58kg
(7)フジノモンスター 55kg 53kg
(8)エムアイブラン 57kg 58kg
(9)メイショウモトナリ 58kg 57kg
(10)ビワセイハ 56kg 53kg
(11)マチカネワラウカド 58kg 58kg
(12)バトルライン 57kg 57kg
(13)コンメンダトーレ 57kg 55kg
(14)ナナヨーウォリアー 55kg 53kg
(15)パーソナリティワン 56kg 56kg
(16)マイネルクラシック 55kg 52kg

 これが京都競馬4日目のメイン・平安Sの馬番と斤量(右の方は私がつけたハンデ)です。

 (1)0 (2)+2 (3)0 (4)+2 (5)+4(6)−2(7)+2(8)−1
 (9)+1 (10)+3 (11)0 (12)0
 (13)+2 (14)+2 (15)0 (16)+3

 以前、ここで書きました別定戦のハンデ戦化です。別定で行われたこのレース、もしハンデ戦なら、(6)オースミジェットは58kgに、エムアイブランも58kgでの出走になった筈(推定ですが)です。オースミは2kg、エムアイは1kg、斤量が有利だった訳です。ハンデ戦なら、このレースの斤量よりずっと軽くなる馬がいる訳ですから、上下、差はとてつもなく大きくなります。

 これはチャンスだと思いました。馬券は、オースミジェット、エムアイブランが大本線。最も有利なオースミからプラスマイナス0の馬への5点も買いました。結果は1着オースミジェット、2着エムアイブラン。ドンピシャでした。配当は980円と安かったですが、自分の馬券戦術の成功に酔い知れ、喝采をあげたものです。


 皆さんはハンデをつける資料を私ほど持っておられない筈です。ですから、簡単にいかないのは分かっていますが、今後、ハンデ戦に出走した馬のハンデを記録しておいて(準オープン、オープンだけでも)、参考にされたらいかがでしょうか。もっとも、こんな自慢話をしても、競馬が終わった後だったら何とでも言える、そんな声が聞こえてきそうです。そこで、次回、1月30日の京都牝馬特別で、別定戦のハンデ戦化を実践したいと思います。大きな期待は持たずに、ちょっぴり期待してください。

(競馬ブック関西デスク・井戸本征彦)

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