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▼名ステイヤー、グリーングラス死亡

　グリーングラスが19日午後11時12分、佐賀県脊振山のエンドレスファームで死亡した。28歳だった。同馬は12日の放牧中に柵に激突して右第２指骨粉砕骨折、第２指関節脱臼を発症。15日には宮崎からＪＲＡの獣医も駆けつけたが、予後不良の診断が下されるほどの重傷。懸命の治療が続けられたが、奇跡はついに起こらなかった。
　グリーングラスは昭和48年生まれ。トウショウボーイ、テンポイントとともに３強といわれ、菊花賞、天皇賞春、有馬記念など通算26戦８勝の成績を残した。種牡馬としてもエリザベス女王杯のリワードウイングを出すなど活躍。平成８年の種牡馬引退後は北島由里子さんの元に引き取られ、静かに余生を送っていた。

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▼アグネスワールド２着

　海外遠征中のアグネスワールド(牡６歳、栗東・森厩舎)が６月20日にアスコット競馬場で行われたキングズスタンドＳ(英Ｇ２、芝1000ｍ)に参戦し、勝ち馬から１馬身半差の２着に入線した(詳細は海外トピックスにあります)。

　森師　　道中ノメッていたわりにはよく頑張ったと思う。次走は予定通り７月13日のジュライカップとなりますが、定量戦でもあるので楽しみです。
　武豊騎手　　惜しいレースでした。よいレースができたと思いますが、勝ち馬の脚が一枚上でした。次もいい勝負になるはずです。

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▼蛯名騎手が米遠征へ

　蛯名正義騎手（31歳、美浦・フリー）がＪＲＡに海外出張届けを提出した。遠征先はアメリカで、平成12年６月27日（火）から。滞在期間は未定。３カ月以上の長期に亘ることも考えられる。

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▼安藤調教師通算300勝

　６月25日（日）の阪神競馬第１Ｒでグラールダンサー（牡４歳）が１着となり、安藤正敏調教師（62歳、栗東）が現役66人目のＪＲＡ通算300勝を達成した。昭和54年３月１日の厩舎開業以来、3822戦目での達成。主な勝ち鞍は平成２年のＮＨＫ杯（Ｇ２）をはじめとするＪＲＡ重賞級勝利４勝。

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▼グラスワンダー骨折

　宝塚記念で６着に敗れたグラスワンダー（牡６歳、美浦・尾形厩舎）はレース中に左第３中手骨々折を発症していたことが明らかとなった。25日現在、経過観察中。

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▼ダンディコマンド笠松へ

　97年の北九州記念（Ｇ３）をレコードで制したダンディコマンド（牡８歳、栗東・福島信厩舎）が６月14日付でＪＲＡの馬名登録を抹消された。同馬は度重なる骨折で出世を阻まれたが、デビューからの３連勝を含めた通算５勝を挙げ、スプリングＳ、皐月賞でも５着に入線した実力馬。今後は笠松競馬場に移籍する。

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▼シルクジャスティス回避

　宝塚記念に出走予定だったシルクジャスティス（牡７歳、栗東・大久保正厩舎）は右肩跛行を発症したため、同レースを回避した。

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