ニュースぷらざ

◆Topics

◆美浦レポート

◆栗東レポート



アグネスタキオン左前浅屈腱炎判明 プリンシパルS快勝のミスキャストも故障

 皐月賞馬アグネスタキオン(牡3歳、栗東・長浜厩舎)が左前浅屈腱炎を発症していることが5月2日、JRAの発表で明らかとなった。少なくとも6カ月以上の休養が必要との診断で、ダービーへの出走は絶望となった。

 同馬は、昨年12月にデビュー戦を飾った後、ラジオたんぱ杯3歳S(G3)、弥生賞(G2)、皐月賞(G1)を圧倒的な強さで4連勝。今年のダービーの最有力候補であり、昨年のアグネスフライトに続く、兄弟によるダービー連覇の記録もかかっていた。

長浜師 三冠を狙える器だと思っていましたが、使えないのは負けたのと同じ。夢であって欲しいというのが正直な気持ちです。1週間ほど厩舎で経過を見守ってから放牧に出し、放牧先で治療に専念していくことになりますが、症状が症状だけに、今後については何とも言えません。

 また、皐月賞6着馬で4日に東京競馬場で行われたダービートライアルのプリンシパルSを快勝したミスキャスト(牡3歳、栗東・加藤敬厩舎)は6日、左トウ骨遠位端骨折が判明。6カ月程度が必要との診断で、こちらもダービーは断念せざるを得なくなった。


▲Go to TOP



▼大北牧場生産馬が金曜の東西メイン優勝

  4日(金)に京都競馬場で行なわれた京都新聞杯を制したテンゼンセイザと、東京競馬場のプリンシパルSを勝ったミスキャストは、ともに北海道浦河の大北牧場の生産馬だった。また、テンゼンセイザで京都新聞杯を勝った栗東所属の藤原英昭調教師は、重賞初出走での重賞初勝利を記録している。

▲Go to TOP



▼モナルコスが圧勝

第127回ケンタッキーダービー

モナルコス シャヴェス 1.59 4/5
インヴィジブルインク ヴェラスケス   4 3/4
コンガリー エスピノーサ   ハナ

 5月5日、米国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場、良馬場で行なわれた第127回ケンタッキーダービーは、向正面から馬群を縫って進出したモナルコスが3コーナーから外に持ち出して一気にまくり、直線半ばで馬場中央から抜け出し、追いすがるインヴィジブルインクに43/4馬身の差をつけ、セクレタリアトのレースレコードに続く史上2位の好時計で圧勝した。1番人気のポイントギヴンは大外枠が災いし、いったんは2番手に上がったものの直線で失速し5着に終わった。勝ったモナルコスは芦毛のケンタッキー産、父マライアズモーン。これで通算7戦4勝、3月にG1フロリダダービーを圧勝していた。

 なお、同日、英国ニューマーケット競馬場で行われた英2000ギニーは、ここが昨年9月のデビュー以来2戦目となったゴラン(父スペクトラム)が快勝した。

▲Go to TOP



ハイセイコー像の除幕式

 ハイセイコーフェスティバルin新冠が4、5日の2日間、北海道新冠町のレ・コード館を中心に開催され、ハイセイコーの1周忌にあたる4日には、このほど完成した等身大のハイセイコー銅像の除幕式が行なわれた。除幕式には公営時代の主戦騎手であった高橋三郎現調教師、中央時代に手綱をとった増沢末男現調教師も出席した。

▲Go to TOP



目次へ戻る


copyright(c)NEC Interchannel,Ltd/ケイバブック1997-2001