▼ガリレオが英ダービーを無敗で制覇 米ではポイントギヴンが二冠達成
今年で第222回目を迎える英ダービーはエプソムの12ハロン10で12頭によって争われ、アイルランドのガリレオ(A.オブライエン厩舎)が英2000ギニー馬ゴランに31/2馬身の差をつけて圧勝した。G3愛ダービートライアルを制してここに臨んだガリレオは、先行グループにつけてタッテナムコーナーを回ると3番手に上がり、あと2ハロンから仕掛けると追いすがるゴラン以下を一気に突き放した。勝ち時計の2分33秒27は史上2番目に速いタイム。また、不動の欧州チャンピオンサイアー・サドラーズウェルズにとって、意外にもこれが初めての英ダービー制覇だった。なお、前日の英オークスは、同じくキネーン騎手、オブライエン厩舎、サドラーズウェルズのイマジンが、愛1000ギニーに続くG1連勝を果たした。
ベルモントパーク競馬場に7万人を超える観衆を集めた米国三冠の最終関門・第133回ベルモントステークスは、3番手につけた1番人気のプリークネスS勝ち馬ポイントギヴン(B.バファート厩舎)が3コーナーで先頭に立ち、連れて進出したエーピーヴァレンタインに4コーナーでは7馬身もの決定的な差をつけて直線に向き、あとは独走、121/4馬身差でゴールした。勝ち時計の2分26秒2/5は過去10年のベルモントSでは92年エーピーインディに次ぐ速いもの(レコードは73年セクレタリアトの2分24秒0)。ケンタッキーダービー馬モナルコスは3〜4コーナーで3番手に上がって前を追ったが、結局、差が詰まらず3着に終わっている。英国からの挑戦で話題を呼んだドクターグリーンフィールドは9着に終わった。 |
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▼トーシンブリザード、無敗で南関東三冠達成 |
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