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セイウンスカイ札幌で引退式

 98年の皐月賞、菊花賞を制したセイウンスカイ(牡6歳、美浦・保田厩舎)の引退式が札幌記念当日の19日(日)、札幌競馬場で行なわれた。

 ダービー馬ジャングルポケットの始動レースと重なったこともあり、この日の札幌競馬場は徹夜組が出るほどの賑わいよう。セイウンスカイは少しフックラした体に、現役最後の勝ち鞍となった札幌記念の赤いゼッケン「3」をまとって登場。現役時と変わらない、元気ありあまる愛敬のある仕草でファンを沸かせ、本馬場のホームストレッチをダクで往復した。今後は静内町のアロースタッドで種牡馬入りする予定。

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▼西原騎手骨折 

 19日(日)の小倉競馬第1Rの馬場入場後に落馬負傷した西原玲奈騎手(19歳、栗東・須貝厩舎)は搬送された小倉記念病院で第1腰椎右横突起骨折と診断された。全治3週間の見込み。

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▼ロードプラチナム放牧 

 札幌記念に出走予定だったロードプラチナム(牡5歳、栗東・伊藤雄厩舎)は追い切りの後、疲れが見られたため、同レースを回避した。放牧に出してひと息入れ、秋に備える。

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▼矢野照調教師通算300勝 

 18日の新潟競馬第4Rでシャコーレモンが1着となり、同馬を管理する矢野照正調教師(57歳)は、JRA通算300勝を達成した。3174戦目。この中にはプレクラスニーによる1991年秋の天皇賞など重賞での12勝が含まれている。

矢野照師 300勝目前でなかなか勝てなかったのでホッとしています。この先何勝できるか分かりませんが、努力を惜しまず一つ一つ勝ち星を積み重ねていきたい。あとは、スッキリとした形でG1レースを勝ちたいですね(プレクラスニーでの天皇賞制覇が1着入線馬降着による繰り上がり優勝のため)。

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▼ウイングアローV2 

 16日にナイターの旭川競馬場で行なわれた第13回ブリーダーズゴールドC(G2、ダート2300m)は、3番手から抜け出した1番人気のウイングアロー(牡6歳、栗東・南井厩舎)が2分29秒5(良馬場)で優勝、このレース2連覇を達成した。3馬身差の2着はハギノハイグレイド、3着はレギュラーメンバーだった。北海道勢ではシンコウリーダーの4着が最高、また帝王賞の優勝馬マキバスナイパーは7着だった。

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▼盛岡クラスターCはノボジャック 

 盛岡競馬場で15日に行なわれた第6回クラスターC(G3、ダート1200m)は、1番人気のノボジャック(牡4歳、栗東・森厩舎)が2番手から抜け出し、1分11秒4(良馬場)で優勝した。クビ差2着にゲイリーイグリット。ノボジャックはこれで交流重賞4連勝。

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▼ボーンキング放牧へ 

 今年の京成杯の勝ち馬で、ダービーで4着に入線したボーンキング(牡3歳、栗東・松田国厩舎)はこの秋、9月16日のセントライト記念(中山、G2、芝2200m)から始動する予定だったが、17日、左後球節炎が判明したため、同レースを自重してノーザンファーム早来に放牧に出されることになった。

 同馬は9日に放牧先の山元トレセンから函館競馬場に移動し、ウッドコースで4ハロン60秒7(馬ナリ)、5ハロン70秒0(馬ナリ)の調教時計を出していた。

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▼53秒台に突入 

 19日に行なわれたアイビスサマーダッシュ(新潟、G3、芝直線1000m)で、メジロダーリングは53秒9(良)のJRAレコードをマークして優勝した。従来の記録はエイシンコジーンが7月15日に出した54秒2。

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