６月29日（土）の函館競馬第10Ｒ横津岳特別でオペラカスタムに騎乗して１着となり、今年48勝目をマークした藤田伸二騎手（30歳、栗東・フリー）が91年３月２日のデビュー戦以来、6570戦目にしてＪＲＡ通算800勝を達成した。史上27人目、現役では11人目。ＪＲＡ通算重賞勝利は54勝（うちＧ１８勝）。今年はショウナンカンプとのコンビで高松宮記念を、ダンツフレームとのコンビで宝塚記念を制しており、交流重賞１勝、ＪＲＡ重賞６勝を挙げている。

藤田騎手　ここまで順調にこられたのも馬主さん、厩舎関係者の方々のおかげです。これからもひとつひとつ大事に乗っていきたいです。

　61勝を挙げ（６月23日終了時点）、関東リーディング騎手の首位に立っている蛯名正義騎手（33歳、美浦・フリー）が、１回福島競馬３、４週目（６月29、30日、７月６、７日）の騎乗を取り止め、休養をとることになった。気分転換とリフレッシュのため。復帰は２回新潟競馬初日（７月13日）となる予定。

　６月30日（日）の阪神競馬第12Ｒでウエスタンデンコーに騎乗して差し切り勝ちを収めた高野容輔騎手（18歳、栗東・福永厩舎所属）が今年３月２日のデビュー戦以来、51戦目にして初白星を飾った。関西の新人ジョッキーでは南井騎手、柴原騎手に続いて３人目の勝利。

高野騎手　とにかくひとつ勝つことができて本当に嬉しいです。２走前は同じ馬で出遅れて３着に終わり、悔しい思いをしましたが、関係者の方々がまたチャンスを与えてくれたおかげです。障害戦にも積極的に乗って、平地、障害のどちらでも活躍できるように頑張ります。