沖縄から九州にかけて、一名台風銀座ともいわれている。とにかくしょっちゅう猛威に晒されていた。夏の小倉競馬では平成4年(92年)8月8日(土)が台風10号のために中止となり、10日(月)に代替競馬が行われているが、平成になってから開催日を変更したのはその時だけ。意外に中止、変更は多くない。ただし、毎年台風情報に一喜一憂している。今年も6号が阪神開催時に掠めて通った。8号は東シナ海で長く滞留、どっちに行くのかはっきりせずに多くの人々をヤキモキさせていた。そして7号の来襲、幸いにも? 1日、2日の違いで競馬開催そのものは直接の被害を蒙らないですみ、ひとまずホッ。
競馬記者のほとんどは新幹線を利用し、金曜日出発で日曜日に帰る、週末2泊3日の出張日程を立てて行動している。競馬には支障がなくとも、2度や3度は台風のためにダイヤが狂った余波を受け、3時間以上の列車遅延により駅にて足止めを食わされた経験がある。結構行き帰りでも難行苦行を堪える試練を受けているわけ。
何年のことだったか、土、日毎40度もの猛暑の日が何週か続いたことがあった。ホテルの断水には参ったが、暑い分には口数は少なくなるものの何とか我慢できる。しかし、台風に暴れられてはなす術なし。やられ放題で完全にギブアップ状態。ただただ身を縮めて時の過ぎ去るのを待つだけ。“今週もどうにか無事だった”と呟き、そっと指折り数えながら“あと〇週か”哀れというか、恥ずかしい話。そうなんやなァ。馬の方は、ひと時でも涼しくなるので、雨や風は歓迎だろう。
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