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白井調教師JRA通算500勝
 中村均調教師は400勝
17年ぶりの快挙
毎日王冠の外国馬 小倉7日目は台風で中止、月曜にスライド開催
武幸、青木騎手海外遠征 小林徹騎手が捻挫、先週の騎乗を取り止め
和田騎手5鞍で騎乗 元石正雄元JRA調教師、逝去
 
白井調教師JRA通算500勝
 中村均調教師は400勝

 9月1日(日)の小倉競馬第12Rでクラッシードレス(牝3歳)が1着となり、白井寿昭調教師(57歳、栗東)が79年10月1日の開業以来4287戦目でJRA通算500勝を達成した。JRA重賞勝利は30勝(うちG1はスペシャルウィークのダービーなど9勝)。昨年はアグネスデジタルで盛岡の南部杯、香港カップのG1を制した。

白井師 区切りの1勝はやはり嬉しいですね。これからも健康に気をつけて、内容の濃いレースをしていきたいです。まだ勝っていない桜花賞など、ぜひ勝ちたいですね。

 同日の新潟競馬第7Rでは、マイネルアンブル(牡3歳)の勝利で中村均調教師(53歳、栗東)がJRA通算400勝を達成した。78年の開業以来4699戦目。JRA重賞勝利はオークス(84年、トウカイローマン)、朝日杯3歳S(96年、マイネルマックス)のG1を含む22勝。

中村師 やっとここまでこれたという気持ちです。これからは、もっと勝ち星を積み重ねられるよう頑張りたいです。

毎日王冠の外国馬

 毎日王冠(10月6日、中山、G2、芝1800m)の外国選出馬が8月29日、JRAから発表された。選出されたのはカイター(英、牡3歳)、ソヘイブ(英、牡3歳)、ビンテージプレミアム(英、セン5歳)の3頭。参加意思の確認後、参加決定の運びとなる。

武幸、青木騎手海外遠征

 武幸四郎騎手(23歳、栗東・フリー)がJRAに海外出張届を提出した。出張先は米国、期間は平成14年9月2日〜同9月6日。また、青木芳之騎手(25歳、美浦・フリー)も海外遠征を行なうことになった。遠征先はフランス。期間は平成14年8月31日〜同12月の予定。レースでの騎乗は両騎手とも未定。

和田騎手5鞍で騎乗

 和田竜二騎手(25歳、栗東・岩元厩舎所属)は8月25日、独バーデンバーデン競馬場で5鞍に騎乗したが、芝2400mのオースオースライ賞での4着が最高だった。他の4鞍の成績は5、11、11、7着だった。

17年ぶりの快挙

 8月31日に行なわれたエルムS(札幌、G3、ダート1700m)は1着プリエミネンス、2着スマートボーイで決着がついたが、この2頭は同じ伊藤圭厩舎所属で馬主も(有)グランド牧場。重賞レースで1、2着馬が同じ厩舎、馬主だったのは、1985年の目黒記念(1着ミスタールマン、2着アバンティー、山岡寿恵次厩舎、馬主はホースマン)以来、17年ぶりのことだった。

小倉7日目は台風で中止、月曜にスライド開催

 8月31日(土)の第3回小倉競馬7日目は台風15号の影響により開催が中止され、9月2日(月)に代替競馬が行なわれた。

 中央競馬の台風による中止は96年9月22日(日)の第5回中山競馬6日目以来。昨年8月にJRAが発表した規定(勝ち馬投票券の発売がされておらず、なおかつ公正確保上の懸念がない等の条件が満たされる場合は馬場投票をやり直さない)に従い、既に発表されている枠順でスライド開催された。

小林徹騎手が捻挫、先週の騎乗を取り止め

 小林徹弥騎手(28歳、栗東・フリー)は8月30日朝、札幌競馬場での調教中に左足関節を捻挫。その痛みがとれないことから8月31日、9月1日の札幌での騎乗を取り止めた。

元石正雄元JRA調教師、逝去

 95年に引退した元石正雄元JRA調教師が8月29日午前9時10分、千葉県市川市の病院で呼吸不全のため死去、84歳。通夜が8月31日に、葬儀、告別式は9月1日午前10時から千葉県船橋市の船橋斎苑で営まれた。喪主は妻のフミさん。元石氏は1932年に騎手見習いとなり、その後は騎手として、また調教師として活躍した。調教師成績は5175戦361勝(1954年以降の中央競馬での成績)、函館記念をツキサムホマレで連覇するなど重賞では10勝を挙げた。1975年にはツキサムホマレでワシントンDCインターナショナルにも挑戦した(9着)。

 


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