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ビリーヴ、香港スプリントCへ エ女王杯の外国選出馬
後藤騎手JRA通算500勝 ティラーマン富士S出走を辞退
イーグルカフェ3着 浜田調教師JRA300勝
岩崎騎手が金沢で初勝利 松元茂調教師は200勝
出津騎手が調教で騎乗    
 
ビリーヴ、香港スプリントCへ

 4連勝でスプリンターズSを制覇し、サンデーサイレンス産駒として初めてのスプリントG1勝ちを遂げたビリーヴ(牝4歳、栗東・松元茂厩舎)はこの後、12月15日の香港スプリント(G1、香港・シャティン競馬場、芝1000m)を目指す。
 今年の高松宮記念の勝ち馬でスプリンターズSでは3着だったショウナンカンプ(牡4歳、美浦・大久保洋厩舎)も香港スプリントに向けて調整中。スプリンターズS2着のアドマイヤコジーン(牡6歳、栗東・橋田厩舎)は当初の予定どおり、11月17日のマイルCS(京都、G1、芝1600m)に向かう。

後藤騎手JRA通算500勝

 5日の京都競馬第2Rでカノヤライトに騎乗して1着となり、今年63勝目を挙げた後藤浩輝騎手(28歳、美浦・フリー)が92年3月1日のデビュー戦以来4669戦目にしてJRA通算500勝を達成した。JRA重賞勝利は14勝。今年の安田記念で初のG1制覇を遂げている。

後藤騎手 関係者の方々に感謝しています。海外遠征などをして多くの馬に騎乗してきたことが自分の糧になったのだと思います。今後は1000勝に向けて、その前に後藤の510(ごとう)勝に向けて頑張ります。

イーグルカフェ3着

 イーグルカフェ(牡4歳、美浦・小島太厩舎)は5日、仏ロンシャン競馬場で行われたドラール賞(G2、芝1950m)に出走し、2 1/2、短クビ差3着に食い込む健闘を見せた。最後方を進んだイーグルカフェは、最後の直線で大外から素晴らしい伸びを見せて一旦は2番手に上がったが、ゴール寸前で力尽き、2着バイナリーファイルに掴まった。勝ったのは早目に抜け出したペリエ騎乗ダノマストで勝ちタイムは2分1秒60だった。

小島太師 ヨーロッパのスロー競馬で最後方から直線だけで追い込んでの3着なら立派。世界との差はそんなにないということでしょう。

岩崎騎手が金沢で初勝利

 今年3月2日にデビューした岩崎祐己騎手(19歳、栗東・田中耕厩舎所属)が9月30日の金沢競馬第8Rでオートジェットに騎乗して1着となり、通算71戦目にして初勝利を飾った。

出津騎手が調教で騎乗

 9月1日の新潟競馬第5Rで落馬して左膝靭帯断裂を発症し、戦列を離れていた出津孝一騎手(38歳、栗東・フリー)が先週から調教での騎乗を始めた。

出津騎手 野村病院で手術をした後は鳥取のワールドウイングで1週間ほどリハビリに専念。先週、火曜日に退院できましたが、まだ少しぎこちなかったので、レースでの騎乗は我慢しました。今週か、来週にはターフに復帰します。

エ女王杯の外国選出馬

 JRAは3日、11月10日に京都競馬場で行なわれるエリザベス女王杯(G1、芝2200m)の外国馬にマロッタ(仏、牝3歳)を選出したと発表した。同馬は今年の仏G1サンタラリ賞の勝ち馬。参加意思の確認後、出走馬に決定する。

ティラーマン富士S出走を辞退

 10月19日の富士Sに選出されていた外国馬のティラーマン(英、牡6歳)の関係者から同レース出走辞退の連絡が入った。このため富士Sへの外国馬の出走はなくなった。

浜田調教師JRA300勝

 5日の福島競馬第11R雄国沼特別でアグネスストームが1着となり、同馬を管理する浜田光正調教師(64歳、栗東)は、3393戦目でJRA通算300勝を達成した。この中には重賞での19勝が含まれており、ビワハヤヒデで菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念を、ビワハイジで阪神3歳牝馬Sを、ファレノプシスで桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を制している。

浜田師 300勝は通過点にすぎませんが長い道のりでした。これからもひとつひとつ頑張りたいと思います。

松元茂調教師は200勝

 5日の京都競馬第4Rでウインクリューガーがデビュー勝ちを飾り、松元茂樹調教師(53歳、栗東)がJRA通算200勝を達成した。93年の厩舎開業以来1920戦目。JRA重賞勝利は13勝。この中にはビリーヴのスプリンターズS、ユウフヨウホウの中山大障害が含まれている。

松元茂師 あくまでも通過点だとは思っていますが、厩舎の期待馬で達成することができて良かったです。これからもビリーヴに続くような厩舎の看板馬をたくさん出せるよう頑張っていきたいです。


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