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藤田騎手JRA通算900勝
栗田調教師JRA400勝
浅見調教師通算200勝 ファルブラヴ辞退
坂井騎手が骨折 函館で初出走馬が1000万特別を勝つ
安藤勝騎手は腹部挫傷 タフネススター繁殖へ
 
藤田騎手JRA通算900勝

 22日(日)の函館競馬第5Rの新馬戦でフィーユドゥレーヴに騎乗して1着となり、今年37勝目をマークした藤田伸二騎手(31歳、栗東・フリー)が91年3月2日のデビュー戦以来、7297戦目にしてJRA通算900勝を達成した。史上24人目、現役では10人目。JRA通算重賞勝利は56勝。この中には、96年の日本ダービー(フサイチコンコルド)、97年の有馬記念(シルクジャスティス)、2002年の高松宮記念(ショウナンカンプ)、宝塚記念(ダンツフレーム)などG1・8勝が含まれている。

藤田騎手 どうもありがとうございます。ここまできたからには、さらに上(1000勝)を目指して頑張りたいと思います。

浅見調教師通算200勝

 21日(土)の阪神競馬第6Rの新馬戦でヤマニンラファエル(牡2歳)が快勝し、浅見秀一調教師(52歳、栗東)が92年の開業以来2020戦目でJRA通算200勝を達成した。重賞勝利はメジロブライトによる98年の天皇賞・春(G1)を含む9勝。

浅見師 理解あるたくさんのオーナーに恵まれましたし、厩舎スタッフも頑張ってくれたおかげでやっと達成できました。これからも一戦一戦頑張って、ファンの皆さんに喜んで頂けるようにしたいです。

坂井騎手が骨折

 6月17日に上山競馬場で行なわれた地方交流競走のあららぎ特別に出走したデイジードリーマーは、3コーナーで右第1指骨開放性粉砕骨折を発症して競走中止(予後不良)。同馬に騎乗して落馬した坂井千明騎手(52歳、美浦・フリー)は、18日の診察で第3、4腰椎圧迫骨折および右胸部挫傷であることが判明した。診断では約6週間の加療が必要とのことだ。

安藤勝騎手は腹部挫傷

 22日(日)の阪神競馬第6Rの後、脱鞍所で鞍を降ろす際に騎乗馬マルノスイセンに右側腹部を蹴られた安藤勝己騎手(43歳、栗東・フリー)は「右腎臓損傷の疑いがある」として関西労災病院で精密検査を行なったが、腎臓には異状がなく「右側腹部挫傷で4、5日の加療を要する」と診断された。予定していた23日の笠松競馬、25日の園田競馬への参戦は不可能となったが、痛みが引けば、28、29日の中央競馬では予定どおり騎乗する。

栗田調教師JRA400勝

 21日の福島競馬第12Rでシャフツベリーが1着となり、栗田博憲調教師(54歳、美浦)はJRA通算400勝を達成した。3658戦目。G15勝を含め、重賞では18勝を挙げている。

栗田師 足踏みをしましたが400勝を達成できてホッとしています。これも馬主さんやスタッフのおかげ。これからもスタッフ一丸となって、ファンの皆様に愛されるような馬をつくっていきたいと思っています。

ファルブラヴ辞退

 昨年のジャパンC優勝馬で、宝塚記念に選出されていたファルブラヴ(牡5歳、イギリス)は18日にアスコット競馬場で行なわれるプリンスオブウェールズS(G1)に参戦するため、宝塚記念を辞退した。

函館で初出走馬が1000万特別を勝つ

 21日の函館第11RTVh杯は初出走馬レディブロンド(牝5歳、美浦・藤沢和厩舎)が勝利を収めた。5歳初出走馬が1000万特別を勝ったのは、過去に同じ藤沢和厩舎のタイキチェイサー(00年5月、福島、日光特別900万)の例がある。

タフネススター繁殖へ

 2001年のカブトヤマ記念(G3)の勝ち馬タフネススター(牝6歳、栗東・藤岡範厩舎)が19日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績は17戦5勝。引退後は北海道静内町のサンコウ牧場で繁殖入りする。


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