柴田善臣騎手（36歳、美浦・フリー）は、６日（日）の福島競馬第３Ｒでターフブレードに騎乗して１着となり、10434戦目でＪＲＡ通算1300勝を達成した。これはＪＲＡ史上11人目、現役では４人目となる。初勝利は85年４月７日の３回中山競馬６日目第３Ｒイズミサンエイ（９戦目）。1300勝の中には重賞での61勝が含まれており、93年安田記念、同天皇賞・秋、96年ＮＨＫマイルＣ、98年天皇賞・秋、00年高松宮記念とＧ１では５勝を挙げている。

柴田善騎手　うれしいです。ここのところ順調に乗れていたのが良かったのでしょう。これからも怪我には気をつけ、騎乗を続けていきたいと思います。

　６日（日）の函館競馬第12Ｒでケイアイダンサーに騎乗して１着となった四位洋文騎手（30歳、栗東・フリー）が91年３月２日のデビュー戦以来、6546戦目にしてＪＲＡ通算800勝を達成した。ＪＲＡ史上28人目、現役では11人目。ＪＲＡ重賞勝利は36勝（うちＧ１６勝）。

四位騎手　あと２つ３つというところで少し時間がかかってしまいましたが、ここまで大したケガもなくくることができました。まだまだ先は続いてゆくので、より上を目指して精進してゆきたいと思います。

　５日（土）の阪神競馬第４Ｒでトーホウセキトに騎乗して１着となった武豊騎手（34歳、栗東・フリー）が自身14回目のＪＲＡ年間100勝を達成した。14回は史上最多で単独トップ。７月５日での達成は史上最速（従来の記録は自身の７月10日）。

　モハメド殿下が関係する日本法人、ダーレージャパンレーシング（高橋力代表）の所有馬で、先月18日に能検をパスした２歳馬マークオブオナー（牡）、ゼレンカ（牡）が３日、船橋競馬の新馬戦でデビューした。いずれも２番人気に支持されたが、第６Ｒのマークオブオナーは１秒８差、第７Ｒのゼレンカは２秒２差の３着に終わっている。

　７月31日（木）に園田競馬場で行なわれる騎手招待競走「第12回ゴールデンジョッキーカップ」にＪＲＡ代表として安藤勝己騎手（43歳、栗東・フリー）が参戦することになった。

　後藤浩輝騎手（29歳、美浦・フリー）が、ＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先は英国ニューマーケット。期間は平成15年７月７日から同８月１日までとなっている。