日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されている種牡馬ピルサドスキー（11歳、父ポリッシュプレセデント、母ココット）が、母国アイルランドの公的牧場であるアイリッシュ・ナショナルスタッドに売却されることが決まり、日本軽種馬協会から８月28日に発表された。
　ファインモーションの半兄になる同馬はＢＣターフ、英・愛チャンピオンＳ、ジャパンＣなどの勝ち馬。98年から2003年までの６年間、我が国で供用されていた。８月28日現在、日本での出走頭数は88頭、勝ち馬頭数は28頭。重賞勝ち馬は出ていない。日本での最後の種付けは2003年、日本での最後の産駒の２歳馬デビューは2006年になる。

　2001年のきさらぎ賞（Ｇ３）、スプリングＳ（Ｇ２）を制覇したアグネスゴールド（牡５歳、栗東・長浜厩舎）は８月29日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。通算成績は７戦４勝。引退後は種牡馬入りする予定だが、繋養先は未定。

　武豊騎手（34歳、栗東・フリー）が８月27日、ＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先はフランス。期間は８月25日（月）〜９月８日（月）。

　30日の新潟競馬第９Ｒでスターデュエットが１着となり、古賀史生調教師（51歳、美浦）はＪＲＡ通算300勝を達成した。2504戦目。うち重賞では７勝。

　後藤浩輝騎手（29歳、美浦・フリー）、勝浦正樹騎手（25歳、美浦・フリー）が海外出張届をＪＲＡに提出した。後藤騎手は８月27日から９月９日まで、勝浦騎手は９月１日から同７日まで。両騎手とも出張先はフランス。７日に行われるＧ１ムーランドロンシャン賞（ロンシャン競馬場、芝1600ｍ）で後藤騎手はローエングリンに、勝浦騎手はテレグノシスに騎乗する。

　武豊騎手（34歳、栗東・フリー）は28日、仏ドーヴィル市のクレールフォンテーヌ競馬場の第５Ｒ芝1800ｍ戦でバルテックスに騎乗したが６着だった。同騎手は８月25日から９月８日までの予定でフランスに遠征中。

　吉田豊騎手（28歳、美浦・大久保洋厩舎所属）は、23、24、26日に仏ドーヴィル競馬場で計４鞍に騎乗したが、結果は23日が着外、24日は10着と着外、26日も着外だった。また、29日には独バーデンバーデン競馬場で２鞍に騎乗。７ＲのＪＲＡトロフィー芝1800ｍで11着、８Ｒ芝2000ｍ戦では６着だった。

　９月28日に行われるオールカマー（中山、Ｇ２、芝2200ｍ）の予備登録が締め切られたが、外国馬の登録はなかった。

　31日の札幌競馬第６Ｒで９位入線のアーケアアイガーは、４角で外に急に斜行し、ユウワンプリンス、アルファサクセス、グロウサッサ、バアゼルゴールド、アステリアライデン５頭の走行を妨害したため、12着に降着となった。なお、騎乗していたケント・デザーモ騎手（33歳、米）は９月６日から９月21日まで開催日６日間の騎乗停止となった。デザーモ騎手は、８月30日から９月29日まで有効の短期騎手免許を取得（今年３回目、身元引受調教師は美浦の藤沢和雄調教師、身元引受馬主は駒井孝男氏）したばかり。30日（土）のメインレースＴＶｈ賞をレディブロンドで勝つなど、この日の第６Ｒまでに早くも３勝を挙げていた。