後藤浩輝騎手（29歳、美浦・フリー）は21日、中山競馬第９Ｒでセピアメモリーに騎乗して１着となり、5533戦目でＪＲＡ通算600勝を達成した。通算600勝は現役で17人目。デビューは92年３月１日（２回中山１日目第１Ｒエンシュードラゴン、６着）、初勝利は同年４月４日、３回中山３日目第４Ｒのタイガーリリー（15戦目）。これまでに重賞で20勝を挙げており、Ｇ１ではアドマイヤコジーンで02年の安田記念を制している。
　後藤騎手　大きなケガもなくここまで来られたのは周りで支えてくれた皆さんのおかげ。心から感謝しています。この調子を持続し、来年も頑張りたいと思います。

　20日（土）の中京競馬第２Ｒでニホンピロアイシャに騎乗して逃げ切り勝ちを収めた秋山真一郎騎手（24歳、栗東・フリー）がＪＲＡ通算300勝を達成した。97年３月１日のデビュー戦以来3462戦目。重賞勝利は８勝。
　秋山騎手　関係者の皆さんのおかげです。（300勝は）年内に達成したいと思っていたので良かったです。今後もっと目立てるように頑張ります。

　20日（土）の中京競馬５日目は積雪のため、芝５鞍がすべてダートに変更して行われた。発走時刻も繰り下げられ、第１Ｒは11時20分スタートとなった。

　村本善之騎手（48歳、栗東・吉岡厩舎所属）が20日付で騎手を引退した。ＪＲＡ通算972勝（Ｇ１級勝利は５）。今後は吉岡厩舎の調教助手に転向する。

　騎手候補生８名による模擬レースが20日、中山競馬場の昼休みに行われ、リュウキュウスター騎乗の津村明秀君が２着に６馬身差をつけて１着となった。

　21日(日)の中京競馬第３Ｒのゲート入りの際に負傷し、その後すべて乗り替わった生野賢一騎手（19歳、栗東・音無厩舎所属）は右環指基節骨々折を発症していることが判明した。

　オリビエ・ペリエ騎手（30歳、フランス）は18日、地方競馬短期免許を取得した。期間は12月29日（月）〜１月28日（水）の１カ月間。南関東４競馬場での騎乗が可能となる。所属は大井の杉山康史厩舎。

　ＪＲＡは17日、ダヴィ・ボニヤ騎手（仏、30歳）に平成15年12月17日から同16年１月19日まで有効の短期騎手免許を交付した。身元引受人は小島太調教師（美浦）と、馬主の首藤徳氏。ボニヤ騎手にとって短期免許による騎乗は今回が２度目。