ダート競走格付け委員会は８日、2003年のダートグレード競走最優秀馬にアドマイヤドン（牡５歳、栗東・松田博厩舎）を選定したことを発表した。同馬は昨年９月、休み明け緒戦のエルムＳ（Ｇ３）を９馬身差で圧勝。続く南部杯、ＪＢＣクラシック（統一Ｇ１）も連勝し、ジャパンＣダート（Ｇ１）で日本馬最先着（２着）を果たした。

　阪神牝馬Ｓ（Ｇ２）で重賞４勝目を挙げたファインモーション（牝５歳、栗東・伊藤雄厩舎）は自厩舎でリフレッシュ調整中。暖かくなってから始動し、６月６日の安田記念（東京、Ｇ１、芝1600ｍ）を目指す。

　京都金杯（Ｇ３）を制したマイソールサウンド（牡５歳、栗東・西浦厩舎）は２月29日の中山記念（中山、Ｇ２、芝1800ｍ）に向けて調整中。その後はマイラーズＣ、安田記念と進む。

　京都金杯でクビ、ハナ差３着に続いたユートピア（牡４歳、栗東・橋口厩舎）はダート路線に戻り、１月31日の根岸Ｓ（東京、Ｇ３、ダート1400ｍ）に出走の構え。

　第49回東京大賞典（統一Ｇ１）の勝ち馬スターキングマン（牡５歳、栗東・森厩舎）は２月４日の川崎記念（川崎、統一Ｇ１、ダート2100ｍ）から、２月22日のフェブラリーＳ（東京、Ｇ１、ダート1600ｍ）に向かう。

　10日（土）に中山競馬場で行われた中山大障害（Ｊ・Ｇ１）で２着入線したウインマーベラス（牡７歳、栗東・森厩舎）は競走中に右前浅屈腱不全断裂を発症し、競走能力を喪失した。