11日（日）の京都競馬第９Ｒ福寿草特別でロードマーシャルが１着となったことで、サンデーサイレンスの産駒はＪＲＡ通算1750勝を記録。これまで産駒ＪＲＡ勝利数で第１位だったノーザンテーストの1749勝を抜いて、サンデーサイレンスが歴代トップに躍り出た。ノーザンテーストがこの数字をマークするまでに初年度の産駒がデビューしてから25年かかっているが、サンデーサイレンスは僅か11年でこれを上回った。サンデーサイレンスは02年８月19日に死亡しており、翌03年に誕生した、今年の１歳馬が最後の世代になる。なお、サンデーは03年度もリーディングサイアー首位に輝いた（９年連続）。

　ＪＲＡ京都競馬場では、中央・地方さらに海外で活躍しＧ１競走を６勝したアグネスデジタル（牡７歳、栗東：白井寿昭厩舎）の引退式を下記のとおり行います。
　なお、当日同馬はＨ12マイルチャンピオンＳ（Ｇ１）優勝時のゼッケン「13番」をつける予定です。
１．日時　平成16年１月18日（日）〔第１回京都競馬第６日〕お昼休み
２．場所　京都競馬場　パドック・本馬場・ウイナーズサークル
３．出席者
馬　主　　渡辺孝男
調教師　　白井寿昭
騎　手　　四位洋文
調教助手　白坂宗治
厩務員　　井上多実男
４．繋養先　ビッグレッドファーム
〔アグネスデジタル号アラカルト〕
（生年月日）1997年５月15日生
（血統）父：CraftyProspector
　　　母：ChanceySquaw
　　　（母の父：Chief’sCrown）
（戦績）32戦12勝
　　　（うち本会外11戦５勝）
（総獲得賞金）948,892,700円
（主な勝鞍）
Ｈ12　マイルチャンピオンＳ（Ｇ１）
Ｈ13　南部杯（Ｇ１）、天皇賞・秋（Ｇ１）、香港カップ（Ｇ１）
Ｈ14　フェブラリーＳ（Ｇ１）
Ｈ15　安田記念（Ｇ１）

　12日（月）の中山競馬第３Ｒでスプートニク（４着）に騎乗した横山典弘騎手（35歳、美浦・フリー）は86年３月１日のデビュー戦以来、ＪＲＡ通算１万回騎乗を達成した。初日の中山競馬第５Ｒで達成した中舘英二騎手に続いて現役６人目。歴代では12人目の記録。

　10日（土）の中山競馬第10Ｒ中山大障害（Ｊ・Ｇ１）でブランディスに騎乗して１着となった大江原隆騎手（46歳、美浦・フリー）は、ＪＲＡ障害通算100勝を達成した（障害836戦目）。現役では６人目。重賞勝ちは他に99年中山グランドＪ。
　大江原騎手　結果的に障害100勝をＧ１で達成することができました。意識していたわけではありませんが、やはり嬉しいですね。今後も勝利を積み重ねていけるよう頑張ります。

　10日の中山大障害でユウフヨウホウに騎乗した田中剛騎手（42歳、美浦・フリー）は、第７号障害着地時に落馬、負傷。診断の結果、左鎖骨骨折で全治３カ月と判明した。