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第54代安田記念馬ツルマルボーイ

ツルマルボーイついに手にしたＧ１

安田記念を制す、愛知杯はメモリーキアヌ、ユニコーンＳはトップオブワールド、今週はエプソムＣ、ファルコンＳ、東京ハイジャンプ

　近年まれに見る大混戦となった安田記念は、これまでＧ１で３度の２着があるツルマルボーイが馬群の中央を割って抜け出し、悲願のＧ１タイトルを手にした。ダンツフレーム、ヒシミラクル、シンボリクリスエスといった強豪名馬との戦いで培われた力は、このメンバーでは一枚上だった。そしてツルマルボーイの決め手を最大限に引き出した安藤勝己騎手は、これで２週連続、今年４回目のＧ１制覇となった。今年から牝馬限定戦となった愛知杯はメモリーキアヌが快勝、ユニコーンＳはトップオブワールドが抜け出し、混戦のＪＲＡ３歳ダート戦線のトップに立った。今週はエプソムＣ、ファルコンＳ、東京ＨＪ。