前週８日の札幌競馬第９〜12Ｒで４連勝を飾ったダグラス・ホワイト騎手（32歳）は、14日の札幌競馬第３Ｒでキングストレイルに騎乗して１着となり、騎乗機会５連勝を記録した。ＪＲＡ所属騎手以外での騎乗機会５連勝はホワイト騎手が初めてとなる。６連勝を狙った第５Ｒではピサノアルシオンに騎乗したが、惜しくも２着に終わっている。なお、ホワイト騎手は８月13日から９月12日までの１カ月間有効の短期騎手免許を新たに取得した。身元引受人は前回と同様に美浦の藤沢和雄調教師と馬主の駒井孝男氏。　

　諏訪富三元ＪＲＡ調教師が９日午後６時55分、入院加療先の東京都府中市・府中医王病院で死去、72歳だった。告別式は16日（月）午前10時から、東京都府中市の日華斎場で。喪主は妻の小雪さん。諏訪氏は東京都出身。騎手、調教助手を経て74年に調教師免許を取得。翌75年に厩舎を開業した。ＪＲＡ通算成績は4028戦256勝（うち障害15勝）。重賞勝ちは、クイーンＳ、牝馬東京タイムズ杯（以上アンセルモ）、東京障害特別（ソーウンオー）、ラジオたんぱ賞（ダービーリッチ）。

　注目のＪＲＡ新馬券「３連単」が14日、札幌競馬場、ウインズ札幌、ウインズ米子と一部の電話投票（GPATおよびIPATモニター）で先行発売された。対象となったのは、札幌９Ｒと札幌12Ｒの２レースで、配当は札幌９Ｒが31,770円（（２）（４）（６）番人気の決着、2730通り中96番人気）、札幌12Ｒが33,900円（（５）（２）（３）番人気の決着、990通り中103番人気）。上記２レースの総売り上げにおける３連単のシェアは過半数を超える52.6％で、ウインズ米子ではシェアが71.1％という盛況ぶりだった。２日目は札幌９ＲのクイーンＳ（Ｇ３）が71,170円、札幌12Ｒの日高特別が384,270円の高配当。全国発売（後半４レースが対象）は９月11日からスタートする。

　14日の小倉競馬第２Ｒでホーマンパキラに騎乗して差し切り勝ちを収めた上野翔騎手（18歳、栗東・飯田雄厩舎所属）が３月７日のデビュー戦以来55戦目にしてＪＲＡ初勝利を飾った。
　上野翔騎手　ゴールに入った時は自分が勝ったのか分かりませんでした。同期の藤岡君が既に20勝近く挙げているので、まずはそこを目標に、そして、日本のトップジョッキーに少しでも近づけるように頑張ります。