21日に行われたマイルチャンピオンＳで優勝したデュランダル（牡５歳、栗東・坂口大厩舎）、同２着ダンスインザムード（牝３歳、美浦・藤沢和厩舎）、同３着テレグノシス（牡５歳、美浦・杉浦厩舎）がこのほど、香港ジョッキークラブの招待を受諾。12月12日にシャティン競馬場で行われる香港国際競走に出走することになった。デュランダルとテレグノシスは香港マイル（Ｇ１、芝1600ｍ）に、ダンスインザムードは香港カップ（Ｇ１、芝2000ｍ）に出走する。香港スプリントのカルストンライトオとサニングデールが招待を受諾しており、これで香港国際競走招待を受諾した日本馬は５頭となった。

　12月26日に中山競馬場で行われる有馬記念（Ｇ１、芝2500ｍ）のファン投票第１回中間結果が25日、ＪＲＡより発表された。第１位はゼンノロブロイ。２位にアドマイヤグルーヴがつけ、僅か27票差でリンカーンが続いている。第２回中間発表は12月２日（木）。ベスト10は以下の通り。
（１）ゼンノロブロイ19,107票
（２）アドマイヤグルーヴ14,678票
（３）リンカーン14,651票
（４）タップダンスシチー14,452票
（５）ツルマルボーイ13,331票
（６）ヒシミラクル12,892票
（７）ダンスインザムード11,814票
（８）アドマイヤドン10,074票
（９）ファインモーション8,177票
（１０）シルクフェイマス7,894票

　27日の東京競馬第10Ｒで１位入線のハウズトリックスは最後の直線で内側に斜行し、他馬の進路を妨害したとして13着に降着となった。同馬に騎乗していたクリストフ・ルメール騎手は12月４、５日の開催２日間の騎乗停止処分を受けている。

　27日の東京競馬第２Ｒでマイク・スミス騎手（米、38歳）はマイネコンテッサに騎乗して１着となり、ＪＲＡ初勝利を挙げた。通算15戦目。

　サクラプレジデント（牡４歳、美浦・小島太厩舎）が11月25日付で競走馬登録を抹消された。既報通り、今後は種牡馬入りするが、繋養先はまだ決まっていない。通算12戦４勝。

　ＪＲＡは25日、平成17年度新規調教師、騎手免許一次試験合格者を発表した。調教師免許一次合格者は21名（受験者数117名）、騎手免許一次合格者は８名（受験者23名）。新規調教師免許二次試験は平成17年２月１〜２日、騎手免許二次試験は平成17年２月８日の予定。
　◆調教師免許一次合格者　梅田智之、蛯名利弘、小笠倫弘、加藤和宏、北出成人、古賀慎明、小崎憲、斎藤誠、笹田和秀、佐藤勇、清水英克、庄野靖志、鈴木孝志、高木登、武市康男、中川公成、羽月友彦、平田修、松永昌博、水野貴広、吉田直弘
◆騎手免許一次合格者　大野拓弥、小島太一、佐藤聖也、鮫島良太、柴山雄一、塚田祥雄、中村将之、西田雄一郎

　イタリアのミルコ・デムーロ騎手（25歳）が１カ月の短期免許を取得した。期間は11月27日〜12月26日。身元引受は森秀行調教師（栗東）と馬主の吉田照哉氏。デムーロ騎手はこれまで６度、短期免許を取得して日本で騎乗しており、11月25日現在、ＪＲＡで通算928戦146勝（重賞６勝）の成績を残している。

　デイリー杯２歳Ｓを制した後、東京スポーツ杯２歳Ｓで２着入線したペールギュント（牡２歳、栗東・橋口厩舎）は12月12日の朝日杯ＦＳ（中山、Ｇ１、芝1600ｍ）に向けて調整される。同馬は94年の桜花賞で２着したツィンクルブライドの仔。