23日の京都競馬第８Ｒでイントゥザグルーヴに騎乗して１着となった武豊騎手（35歳、栗東・フリー）が87年3月１日の初騎乗以来、12,140戦目にしてＪＲＡ通算2500勝を達成した。岡部幸雄騎手に次いで史上２人目の大記録。ＪＲＡ重賞勝利は196勝(うちＧ�T45勝)。なお、武騎手はこの日、最終レースでも勝利を挙げ、同一場における１開催最多記録を更新(21勝)している。
　 武豊騎手　こんなに早く達成できるとは思っていなかったので嬉しいです。１勝１勝の積み重ねで記録が達成できているので、重みを感じています。これからも更に勝ち鞍が伸ばせるように頑張りますので、応援宜しくお願いします。

　22日の京都競馬第９Ｒでワキノカイザー（牡５歳）が１着となり、音無秀孝調教師（50歳、栗東）が95年６月21日の開業以来、1774戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。重賞勝利は昨年、リンカーンが制した阪神大賞典（Ｇ２）を含む13勝。
　 音無師　いい馬を預けてくださるオーナーのおかげですし、いつも頑張ってくれている厩舎スタッフにも感謝してます。これからも宜しくお願いします。

　現役最年少調教師となる奥平雅士調教師（32歳、美浦）が、１月21日付で厩舎を開業した（10馬房）。奥平雅師の義父はメジロラモーヌなどを育てた奥平真治調教師、また祖母はメジロ牧場の故北野ミヤさんの実妹になる。なお、奥平雅師は１月17日付で斉藤姓から奥平姓に改姓している。

　美浦の河野厩舎所属の吉永護騎手（31歳）、後藤厩舎所属の蓑島靖典騎手（22歳）が１月21日付でフリーへ、また、栗東の古川吉洋騎手（27歳）は五十嵐厩舎所属に変更となった。

　ＪＲＡは20日、河野通文調教師への臨時貸付期間終了に伴う定期貸付馬房数の変更を発表した（１月21日付）。岩戸孝樹師18→20馬房、戸田博文師18→20馬房、加藤征弘師18→20馬房、的場均師18→20馬房、武藤善則師16→18馬房、奥平雅士師10馬房（新規開業）。

　中山グランドジャンプ（４月16日、中山、Ｊ・Ｇ１、芝4250メートル）の米、オセアニアの予備登録が18日に締め切られた。予備登録を行ったのは12頭。北米地区からの登録はなかった。英愛仏の予備登録締切日は２月15日。なお、中山グランドＪの外国選出馬は、３月26日に行われるペガサスジャンプＳに出走することができる。
◆オーストラリア
　 カラジ（セン10歳）、ランスコーポラル（セン９歳）、ムクタハイツ（セン８歳）、ストライディングエッジ（セン11歳）、セントスティーヴン（セン11歳）、トップゾフ（セン９歳）
◆ニュージーランド
　 ブレイクスボーイ（セン６歳）、チャレンジ（セン８歳）、フォンテラ（セン７歳）、ニコバリー（セン８歳）、アワフロントライン（セン７歳）、アルティメットコンケスト（セン10歳）

　ＪＲＡは19日、中山記念（中山、Ｇ２、２月27日）、阪急杯（阪神、Ｇ３、２月27日）、中京記念（中京、Ｇ３、３月６日）の３重賞、オープン特別のオーシャンＳ（中山、４歳上オープン、３月５日）に外国馬の予備登録がなかったことを発表した。これにより、上記競走はすべて外国馬の出走はなし。

　フランスのクリストフ・ルメール騎手（25歳）とドイツのアンドレアス・スボリッチ騎手（33歳）が、本年１月22日から２月21日まで有効の短期騎手免許を取得した。身元引受人はルメール騎手が瀬戸口勉調教師（栗東）と吉田千津さん、スボリッチ騎手が森秀行調教師（栗東）と（株）アカデミー。

　23日の小倉競馬第９Ｒでメジロシルエット（15番人気）、トーワライアン（８番人気）、メイショウオオナミ（12番人気）が１、２、３着に入り、３連単がＪＲＡ史上最高配当額の4,050,530円を記録した。3,360通り中2,316番人気。的中票数は29票（1,591,671票中）だった。