競馬ブックコーナー

今週は休載します

	・Ａムーンがドバイデューティフリー制す		・ドバイWCはインヴァソールが完勝しＧ１・６連勝
	・ダービーなどＧ１・10レースが「Jpn１」に		・中村調教師通算500勝
	・白毛馬ホワイトベッセルが勝利		・ライジングクロス辞退
	・ラスドゥペンボが中山ＧＪ出走取り止め		・シーイズトウショウ繁殖入り
	・田中亮騎手が引退


Ａムーンがドバイデューティフリー制す

	３月31日(日本時間31日から翌早朝)、ドバイのナドアルシバ競馬場で行われたドバイワールドカップデイ諸競走に日本から６競走に計８頭が参戦し、ドバイデューティフリーに出走したアドマイヤムーンが中団から直線鋭く伸びて快勝、ドバイの地でＧ１初制覇を飾った。ダイワメジャーは好位外目から積極的に運んだものの粘り切れずムーンから１／２、４１／４馬身の３着だった。　松田博師　期待に応えられて良かった。香港に登録しているが、次走は調子を見て決める。日本のＧ１もどんどん勝っていきたい。　武豊騎手　いいスタートが切れて前に５、６頭を見ながらいいポジションでうまく進めたし、４コーナーでは確実に伸びてくれると思いました、昨年のこの時期より馬が数段良くなっていてどこまで強くなるか楽しみです。世界のホースマンがアドマイヤムーンの名前を覚えてくれたと思うし、どのレースに出ても恥ずかしくないですね

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ドバイWCはインヴァソールが完勝しＧ１・６連勝

	メインのドバイワールドＣは昨年のＢＣクラシックの勝ち馬で米年度代表馬のインヴァソールが優勝してＧ１６連勝を達成。ヴァーミリアンは好位インから伸びあぐねたが４着を確保した。ゴドルフィンマイルのフサイチリシャールは好位につけたものの６着。ＵＡＥダービーのビクトリーテツニーは５着。ドバイシーマクラシックのポップロックは後方から脚を伸ばしたが６着までだった。

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ダービーなどＧ１・10レースが「Jpn１」に

	ＪＲＡは３月28日、今年からＩＣＳＣ（国際セリ名簿基準委員会）が定めるパート１国に承認されたことで、平地重賞において国際格付けを持つ競走を「Ｇ」と、国際格付けを持たない競走を「Jpn」と表記することを発表した。「Ｇ」表記できる平地重賞競走は原則として、（１）が出走できるであること、（２）過去３年間のレースレーティング（１～４着馬のレーティングの平均値）の平均でＧ１競走115、Ｇ２110、Ｇ３105を満たしていること（３（４）歳以上の競走、牝馬のアローワンス修正後）（３）新設後３年間の競走実績があることが条件。Ｇ１22競走のうちでない皐月賞、ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス、秋華賞、ＮＨＫマイルＣ、朝日杯ＦＳ、阪神ＪＦに加え、だが新設後３年という基準を満たしていないヴィクトリアマイルの10競走は「Jpn１」の表記となる。なお、呼称は「Ｇ１」「Jpn１」とも「ジーワン」となる。

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中村調教師通算500勝

	４月１日の福島競馬第11Ｒでラブハート（牝４歳）が１着となり、中村均調教師（58歳、栗東）が史上100人目、現役では16人目となるＪＲＡ通算500勝を達成した。78年７月１日の厩舎開業以来5738戦目。重賞勝ちは28勝。この中には84年オークス（トウカイローマン）、96年朝日杯３歳Ｓ（マイネルマックス）のＧ１が含まれている。　中村師　とにかく長かった気がするのでやっと達成できて良かったです。これまで支援していただいた馬主さん、スタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。

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白毛馬ホワイトベッセルが勝利

	４月１日の阪神競馬第１Ｒ３歳未勝利戦で白毛馬ホワイトベッセル（牡３歳、栗東・安田隆厩舎）が１着となり、中央競馬における白毛馬の初勝利となった。同馬の母シラユキヒメが01年５月13日に行われた福島競馬第７Ｒで３着に入線しており、ＪＲＡで白毛馬が馬券に絡むのはホワイトベッセルのデビュー戦（３着）を含めて３度目。地方競馬では、ハクホウクン（97～99年、大井）、ホワイトワンダー（99年、上山）、ホワイトペガサス（02～05、浦和、大井）が勝利を挙げている。

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ライジングクロス辞退

	天皇賞・春（４月29日、京都、Ｇ１、芝3200ｍ）に予備登録を行い、選出馬となっていたライジングクロスが出走を辞退した。これにより天皇賞・春への外国馬の出走はなくなった。

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ラスドゥペンボが中山ＧＪ出走取り止め

	中山グランドジャンプ（４月14日、中山、ＪＧ１、芝4250ｍ）の選出馬だったラスドゥペンボ（仏）の関係者から同レース出走を取り止めるとの連絡があったことが３月29日、ＪＲＡから発表された。これにより今年の中山グランドＪに出走する外国馬はオセアニア４頭だけとなる。

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シーイズトウショウ繁殖入り

	03年桜花賞の２着馬で、息の長い活躍を続けてスプリント重賞５勝を挙げたシーイズトウショウ（牝７歳、栗東・鶴留厩舎）が３月29日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。今後は新ひだか町トウショウ牧場で繁殖馬となる。通算成績38戦７勝（海外１戦０勝）。重賞勝利は03年、06年ＣＢＣ賞、04年、05年函館スプリントＳ、06年セントウルＳ。06年に創設されたサマースプリントシリーズ初代女王。

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田中亮騎手が引退

	田中亮騎手（25歳、栗東・佐山厩舎所属）は３月31日付で騎手を引退した。引退後は佐山優厩舎の調教助手となる予定。

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