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	第38代高松宮記念馬ファイングレイン

３連勝でファイングレインが頂点へ

高松宮記念を制す、日経賞はマツリダゴッホ、マーチＳはナナヨーヒマワリ、毎日杯はディープスカイ、今週は大阪杯、ダービー卿チャレンジＴ

昨年のスプリンターズＳ上位馬の姿はなかったが、前年の覇者スズカフェニックスをはじめ好調馬が顔を揃えた春のスプリントチャンピオン決定戦・高松宮記念。ローレルゲレイロの逃げで序盤から中盤までは落ち着いた流れとなったが、直線で形勢は逆転また逆転、最後に笑ったのはファイングレインだった。今年の初めから1200メートル路線に転向し、それが大成功。３連勝で短距離の頂点に立った。日経賞は有馬記念以来のマツリダゴッホが59キロを背負って圧勝を収め、毎日杯ではディープスカイが鮮やかに追い込み、マーチＳは人気薄のナナヨーヒマワリが追い込んで重賞初制覇。今週は大阪杯、ダービー卿チャレンジＴ。