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▼ステイゴールドがシーマC制す
トゥザヴィクトリーはワールドC2着の快挙

ドバイワールドCG1ダート2000m

(1)

キャプテンスティーヴ ベイリー 2.00.47
(2) トゥザヴィクトリー 武豊
(3) ハイトーリ モッセ 1/2
(9) レギュラーメンバー 松永幹夫 約12

 3月24日、ドバイのナドアルシバ競馬場で世界最高の総賞金600万(約7億5000万円)をかけて争われた第6回ドバイワールドCは中団から直線で追い込んだ米国のキャプテンスティーヴが快勝、逃げた日本のトゥザヴィクトリーは最終コーナーを回って一旦後続を突き放し、直線もよく粘って2着に踏ん張る大健闘を見せた。レギュラーメンバーは2番手を進んだが、直線に入ると余力なく9着に敗れた。また、芝2400mのドバイシーマクラシックG2では、武豊騎乗のステイゴールドが中団の内で待機し、残り1ハロンで馬群を抜けると先に抜け出したファンタスティックライトに外から並びかけ、最後の1完歩でこれを交わして日本馬のドバイ国際レース初勝利を挙げた。なお、ゴドルフィンマイルのノボトゥルーは後方追走から伸びず、ドバイデューティフリーのイーグルカフェは馬群の内から最後は伸びを欠き、ともに9着に終わっている。

武豊騎手 ステイゴールドの勝利は日本の競馬の歴史を刻んだといえます。道中はファンタスティックライトの後ろを走っていました。相手も強かったけど、ゴールした瞬間に勝ったと思いました。
 トゥザヴィクトリーは牝馬としてこれだけの競馬ができて、結果も2着。ステイゴールドの勝利も合わせて考えると、日本の関係者はこれまで以上に自信を持って海外遠征に臨めると思います。今日はいいレース、いい仕事ができたと自分でも思います。

松永幹騎手 この馬の競馬はできたと思います。ただ、結果がすべて。まだ若い馬なので、立て直して来年チャレンジしたいです。

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▼アグネスゴールド、右トウ骨遠位端骨折

 3月18日に中山競馬場で行なわれたスプリングS(G2、芝1800m)で豪快な差し切り勝ちを収めたアグネスゴールド(牡3歳、栗東・長浜厩舎)はレース翌日の19日、右トウ骨遠位端骨折を発症していることが判明したため、これから始まる春のG1戦線を断念せざるを得なくなった。

 同馬はフサイチゼノンの全弟で、昨年12月3日(5回阪神2日目)のデビュー戦から若駒S、きさらぎ賞、スプリングSと土つかずの4連勝。皐月賞での、同厩舎のアグネスタキオンとの無敗対決が注目されていた。復帰には6カ月程度要する見込みで、29日に手術を行ない、しばらく経過を観察してから放牧に出される。


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▼K・デザーモ騎手が短期免許で来日

 フサイチペガサスとのコンビで昨年のケンタッキーダービーを制した米トップジョッキーのケント・デザーモ騎手(31歳)が、4月28日から3カ月間(ケンタッキーダービーが行なわれる5月第1週は一時帰国)、短期免許を取得して日本で騎乗することがこのほど明らかになった。身元引受人は美浦の藤沢和雄調教師、社台ファームの吉田照哉氏。

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角居調教師初勝利

 24日(土)の阪神競馬第9Rでスカイアンドリュウ(牡4歳)が1着となり、今年3月1日に厩舎を開業した角居勝彦調教師(36歳、栗東)が延べ8頭目の出走で初勝利を挙げた。

角居師 本当にうれしいです。これまで様々な方にお世話になり、アドバイスを頂きながらやってきましたが、結果を残すことができ、満足しています。とにかくホッとしました。

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