ニュースぷらざ

◆Topics

◆美浦レポート

◆栗東レポート



ジャングルポケット札幌記念から菊花賞へ

 第68回ダービーを制覇したジャングルポケット(牡3歳、栗東・渡辺厩舎)は8月19日の札幌記念(札幌、G2、芝2000m)をステップにして10月21日の菊花賞(京都、G1、芝3000m)を目指すことになった。同馬は今月1日に函館競馬場に入厩していたが、10日、早来町のノーザンファームに移動しており、これから同ファームでビッシリ調整される。

渡辺師 札幌記念から菊花賞に向かうのは前例のないローテーションだと思いますが、涼しいところに少しでも長くいさせてあげたいし、トライアルに使うよりゆとりもありますからね。気候が良く施設が完備されたノーザンファームでリフレッシュさせながら、緩めず調整していきます。

▲Go to TOP



▼細江騎手、引退へ

 JRA初の女性ジョッキーとして、関東所属の田村真来、牧原由貴子騎手とともに96年にデビューした細江純子騎手(26歳、栗東・フリー)が6月15日付で騎手免許を返上した。これは、傷病により休業していた細江騎手に対して、「騎手としての復帰は困難である」との診断が下されたため。通算成績は493戦14勝。

▲Go to TOP



▼NARはデザーモ騎手に短期免許を交付

 短期免許で来日し、現在、JRAで大活躍中のケント・デザーモ騎手(31歳、アメリカ)に対して、NARは地方競馬の短期騎手免許を交付した。有効期間は2001年6月26日〜7月25日。船橋競馬場の川島正行厩舎所属として、南関東4競馬場で騎乗できる。同騎手の地方競馬成績は15戦3勝(6月13日現在)。この中には、今年5月3日に行なわれたかきつばた記念(統一G3)が含まれている。

▲Go to TOP



▼クリス・マンス騎手、短期免許取得

 JRAはオーストラリア所属のクリス・マンス騎手(32歳)に対して3カ月間の短期免許(有効期間は2001年6月13日〜9月12日)を交付した。身元引受調教師は栗東の崎山博樹師。身元引受馬主は田畑法賢氏。短期免許を取得して来日した外国人騎手は通算18人目。

▲Go to TOP



▼菊沢徳騎手が骨折

 菊沢隆徳騎手(31歳、美浦・フリー)は14日朝、函館競馬場での調教中に落馬するアクシデントに見舞われた。ただちに函館市内の病院で診察を受けたところ、右第3腰椎横突起骨折であることが判明した。診断では約1カ月間の安静治療を要する見込み。

▲Go to TOP



▼須貝調教師通算400勝

 16日(土)の函館競馬第3Rに出走したプレシャスデライト(牡3歳)が1着となり、須貝彦三調教師(60歳、栗東)が76年3月1日の厩舎開業以来、5013戦目にしてJRA通算400勝を達成した。400勝の中には、82年の有馬記念(ヒカリデュール)、99年の小倉記念(アンブラスモア)などの重賞16勝が含まれている。

▲Go to TOP



▼JRAからは岡部、柴田善騎手が出場

 7月4日(水)に川崎競馬場で行なわれる「佐々木竹見騎手引退記念全国騎手交流競走」に、JRAからは岡部幸雄騎手(52歳、美浦・フリー)と柴田善臣騎手(34歳、美浦・フリー)が出場することになった。

▲Go to TOP



▼鳥取にトレセン新設

 ファレノプシスなどを所有するノースヒルズマネジメント(前田幸治代表取締役社長)が鳥取県大山山麓の岸本町にトレーニングセンターを建設することになり、11日、現地で起工式が行なわれた。

 完成は来年末予定。敷地18ヘクタールに、1周800mの本馬場、全長800mの坂路、100頭を収容できる厩舎が建設される。起工式には、河合勝岸本町町長、栗東から調教師30人ら約100人が出席した。

▲Go to TOP



▼ブライアンズロマン引退

 通算43勝のサラブレッド日本最多勝記録を樹立したブライアンズロマン(牡10歳、宇都宮・室井康厩舎)の引退が13日、明らかになった。7月8日に宇都宮競馬場で引退式が行なわれ、引退後は北海道新冠の太平洋ナショナルスタッドで繁殖生活に入る。同馬は、ナリタブライアンと同世代、ブライアンズタイムの初年度の産駒。

▲Go to TOP



▼ノボジャックが交流重賞3連勝

 14日の第5回北海道スプリントC(札幌、統一G3、ダート1000m)は、デザーモ騎乗の1番人気ノボジャック(牡4歳、栗東・森厩舎)が、57秒7(良)のレコードで優勝。黒船賞、群馬記念に続いて交流重賞3連勝を記録した。 また、13日の第6回名古屋優駿(名古屋、統一G3、ダート1900m)は、ナリタオンザターフ(牡3歳、栗東・中尾謙厩舎)が、2分2秒8(良)のタイムで優勝、重賞初制覇を飾っている。

▲Go to TOP



▼布施正元JRA調教師、逝去

 元JRA調教師で、元調教師会副会長の布施正氏は病気療養中のところ11日午後1時00分、済生会病院にて逝去した。79歳。

 同師は1921年9月23日生まれ、宮崎県出身。52年3月1日付で調教師免許を取得、97年2月28日の引退までJRA通算8337戦817勝の戦績を残した。通算重賞はダービー(82年、バンブーアトラス)、菊花賞(89年、バンブービギン)、天皇賞・秋(94年、ネーハイシーザー)を含む41勝。84年には優秀調教師賞(関西)を受賞した。

▲Go to TOP

目次へ戻る


copyright(c)NEC Interchannel,Ltd/ケイバブック1997-2001