阪神ＪＦの勝ち馬で桜花賞の有力候補と目されていたピースオブワールド（牝３歳、栗東・坂口大厩舎）が右トウ側手根骨々折を発症したことが明らかとなった。３カ月以上の休養を要するとの診断。

　昨年９月のききょうＳを快勝したあと左前トウ骨遠位端骨折が判明して休養していたゴールデンキャスト（牡３歳、栗東・橋口厩舎）が１月29日、グリーンウッドから帰厩して調教をスタート。12日の坂路で54.2−40.0−26.2−12.8（馬ナリ）の好時計をマークした。３月１日のアーリントンＣ（阪神、Ｇ３、芝1600ｍ）で復帰する予定。同レースにはエコルプレイス、サカラートも出走の構え。

　５カ月の休養明けの萌黄賞で鮮やかな差し切り勝ちを収めたホーマンアピール（牡３歳、栗東・安田隆厩舎）は３月16日のクリスタルＣ（中山、Ｇ３、芝1200ｍ）に向けて調整中。