競馬ブックコーナー

季節感

	・ウィットネスの連勝止まる、バルクは10着		・太宰調教師ＪＲＡ通算300勝
	・嘉堂騎手、障害重賞最多勝		・騎手の海外出張
	・タッチオブランド辞退		・大井で３連単1300万円
	・四位、嘉藤騎手骨折		・福山競馬開催中止
	・中西勉記者死去


ウィットネスの連勝止まる、バルクは10着

	５月14日、香港のシャティン競馬場でチャンピオンズマイル（香港Ｇ１、芝1600ｍ）が行われた。最内枠から例によってハナを制した17連勝中の地元の英雄サイレントウィットネスは、直線に向いても快調に伸びたが、後方の内ラチ沿いで機を窺ったブリッシュラックが残り200ｍで並び掛け、ゴールで短頭だけ交わした。コスモバルクは前半流れに乗り切れず、４コーナーで３番手まで押し上げたが、直線伸びを欠いて約11馬身差の10着に終わった。　岡田繁幸氏　残念です。やっぱりマイルは合わないのかな。　千葉津代士騎手　ゲートで隣の馬が暴れて、スタートがうまくいかなかった。４コーナーで手応えが一杯になり、最後はつらかったです。

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太宰調教師ＪＲＡ通算300勝

	14日の京都競馬第４Ｒのバトルブレーヴの勝利で、太宰義人調教師（59歳、栗東）が1985年７月１日の開業以来4364戦目でＪＲＡ通算300勝を達成。重賞勝ちは97年中日スポーツ賞４歳Ｓ（オープニングテーマ）の１勝。　太宰師　コツコツと積み重ねてきた結果であり、大変嬉しいです。今後も１勝、また１勝と積み重ねていきたいと思います。

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嘉堂騎手、障害重賞最多勝

	14日の京都ジャンプＳでエリモカントリーに騎乗して１着となった嘉堂信雄騎手（51歳、栗東・飯田明厩舎所属）がＪＲＡ障害重賞最多勝（14勝）を達成した。障害通算210勝（５月14日現在）は歴代２位。　嘉堂騎手　障害レースによって、隠れていた馬の実力が発揮されるところをファンの皆様に楽しんでいただきたい。

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騎手の海外出張

	中舘英二騎手（39歳、美浦・フリー）がＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先は韓国で期間は５月18日から同23日。ＫＲＡ騎手招待競走騎乗のため。また、田中剛騎手（44歳、美浦・フリー）と金子光希騎手（23歳、美浦・フリー）はフランスへの海外出張届を提出している。期間は田中剛騎手が５月24日から６月２日まで、金子光騎手は５月24日から６月１日まで。

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タッチオブランド辞退

	金鯱賞（５月28日、中京、Ｇ２、芝2000ｍ）に選出されていたタッチオブランド（牡５歳、仏）の管理調教師から同レース出走を辞退する旨の連絡が入った。これにより金鯱賞への外国馬の登録はなくなった。

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大井で３連単1300万円

	13日の大井競馬第２Ｒダート1200ｍ戦は、10番人気ベルモントジャイブが１着、11番人気レールッコ２着、13番人気チャームブリッジ３着で決着。３連単の配当は公営競技史上最高となる1300万390円を記録した。従来の最高配当は４月９日にＪＲＡ福島競馬第９Ｒで出た３連単1014万9930円。

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四位、嘉藤騎手骨折

	14日の京都競馬第12Ｒの発走前に負傷した四位洋文騎手（32歳、栗東・フリー）は左母趾末節骨々折、15日の新潟競馬第７Ｒで落馬した嘉藤貴行騎手（23歳、美浦・田中清厩舎）は右第１指骨折と診断された。

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福山競馬開催中止

	福山市競馬事務局は11日、調教師と厩務員が補助金制度にかかわる詐欺及び名義借りの容疑で逮捕されたことを受け、第３回開催（14、15、21、22、29日の５日間）を中止することを発表した。今後の開催、重賞特別競走については16日に発表予定。

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中西勉記者死去

	本紙の中西勉（なかにしつとむ）記者が11日午後、済生会滋賀県病院にて、病気のため死去した。57歳だった。1967年９月入社。本紙で調教を担当し、毎日放送の解説者、グリーンチャンネル、ラジオＮＩＫＫＥＩの調教解説者としても活躍した。

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