競馬ブックコーナー

真夏の土曜日

	・シーザリオ右前繋靭帯炎発症		・本田騎手通算700勝
	・白浜騎手フランスへ		・プライドキム骨折判明
	・愛知の宮下瞳騎手、女性騎手日本最多勝利！		・ミッキーコマンド、フェニックス賞へ
	・Ｋジョージはアザムール		・渡辺薫騎手が調教での騎乗を開始
	・菊沢仁騎手引退		・青木騎手の豪成績
	・ゼンノロブロイ、無事に英国到着		・テレグノシスがフランス遠征取りやめ


シーザリオ右前繋靭帯炎発症

	７月３日に米ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークスをレースレコードで圧勝し、父内国産馬として初めての海外Ｇ１制覇を成し遂げたシーザリオ（牝３歳、栗東・角居厩舎）が右前繋靭帯炎を発症していることが22日、ＪＲＡより発表された。同馬を管理する角居勝彦調教師がＪＲＡを通じて明らかにしたもの。これにより、秋のローテーションとして視野に入れていた海外遠征及び、10月16日の秋華賞（京都、Ｇ１、芝2000ｍ）への出走は白紙に戻された。シーザリオは７日にアメリカから帰国し、13日に早来のノーザンファームに移動していた。休養期間については後日、ＪＲＡから発表される。

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本田騎手通算700勝

	24日の函館競馬第６Ｒでイアラユーラシアに騎乗して１着となった本田優騎手（46歳、栗東・フリー）がＪＲＡ通算700勝を達成した。80年３月１日の初騎乗以来、7289戦目。ＪＲＡ重賞勝利は23勝。Ｇ１では2000年阪神３歳牝馬Ｓ、01年桜花賞、秋華賞（いずれもテイエムオーシャン）など４勝を挙げている。　本田騎手　一番お世話になっている西浦調教師の馬で、（600勝に続いて）また節目の勝利を飾ることができ、うれしく思います。騎乗機会がいただける限り、１頭１頭全力を尽くして、ファンの皆さまの声援に応えることができるよう頑張ります。

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白浜騎手フランスへ

	白浜雄造騎手（25歳、栗東・フリー）がＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先はフランス。期間は７月25日（月）から８月17日（水）まで。現地で騎乗するかどうかは未定。

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プライドキム骨折判明

	04年の兵庫ジュニアグランプリ、全日本２歳優駿の勝ち馬で、７月13日に大井競馬場で行われたジャパンダートダービーでは６着だったプライドキム（牡３歳、栗東・池添厩舎）が右膝を骨折していることが判明した。全治６カ月の診断。放牧に出して立て直される。

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愛知の宮下瞳騎手、女性騎手日本最多勝利！

	18日に名古屋競馬第１Ｒでアジャイルスーパーに騎乗して７馬身差の圧勝を収めた宮下瞳騎手（28歳、愛知・竹口勝利厩舎所属）は地方競馬の通算勝利が351となり、日本の女性騎手の最多勝利記録を更新した。95年10月のデビュー戦以来4713戦目。従来の記録は吉岡牧子元騎手（益田）の持つ350勝。

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ミッキーコマンド、フェニックス賞へ

	７月16日の小倉競馬でデビュー勝ちを飾ったミッキーコマンド（牝２歳、栗東・福島信厩舎）は小倉に滞在して、８月６日のフェニックス賞（小倉、２歳オープン、芝1200ｍ）に向かう。同馬は九州産でダンディコマンド産駒。初戦は限定戦を除外され、一般戦に回っての勝利だった。
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Ｋジョージはアザムール

	英国古馬戦線上半期の締めくくりとなるキングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳＧ１（３歳以上、芝12ハロン）が７月23日に行われた。今年はアスコット競馬場が改修工事のためニューベリ競馬場での施行。レースは最後方に控えたキネーン騎手のアザムールが徐々に進出、残り１ハロンで先頭に立ち５つ目のＧ１制覇を果たした。良馬場の勝ちタイムは２分28秒26。アザムールはナイトシフト産駒の４歳牡馬。前走のプリンスオブウェールズＳに続くＧ１連勝で欧州中距離の頂点に立った。
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渡辺薫騎手が調教での騎乗を開始

	７月９日の阪神競馬第７Ｒで落馬して腎臓を損傷し、入院加療していた渡辺薫彦騎手（30歳、栗東・沖厩舎所属）が22日、退院した。今週から調教での騎乗を開始する。２週間後の２回小倉４週目で戦列復帰予定。
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菊沢仁騎手引退

	菊沢隆仁騎手（31歳、栗東・清水久厩舎所属）が23日の小倉競馬第12Ｒ(ヒカリアイ、12着)を最後に現役を引退した。92年３月１日の初騎乗以来、ＪＲＡ通算2871戦145勝。主な勝ち鞍は92年ウインターＳ（チェリーコウマン、Ｇ３）。今後は清水久厩舎の調教助手に転向予定。
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青木騎手の豪成績

	オーストラリア遠征中の青木芳之騎手（28歳、美浦・フリー）は17日、ビクトリア州のワンガラッタ競馬場で３鞍に騎乗して４、８、２着。また、19日には同州キルモア競馬場でも１鞍に騎乗したが12着だった。
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ゼンノロブロイ、無事に英国到着

	８月16日（火）に英ヨーク競馬場で行われるインターナショナルＳ（Ｇ１、2080ｍ）に出走を予定しているゼンノロブロイ（牡５歳、美浦・藤沢和厩舎）が現地時間の20日午前７時35分、英スタンステッド空港に到着し、その後ニューマーケットの厩舎に移動した。
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テレグノシスがフランス遠征取りやめ

	フランスのドーヴィル競馬場で８月14日に行われるジャック・ル・マロワ賞（Ｇ１、1600ｍ）に遠征を予定していたテレグノシス（牡６歳、美浦・杉浦厩舎）が、体調不良のために同レース出走を取りやめることになり、20日にＪＲＡから遠征中止が発表された。
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