競馬ブックコーナー

雨の一週間

	・瀬戸口調教師ＪＲＡ通算800勝		・凱旋門賞馬バゴを購入
	・天皇賞、富士Ｓに外国馬の出走なし		・日本馬は４頭ランクイン
	・堀井師ＪＲＡ200勝		・デンエン毎日王冠回避
	・騎手の所属変更		・香港国際競走の登録馬
	・アイポッパー順調		・藤田騎手海外出張
	・ＷＳＪＳ地方代表選定競走、出場騎手決まる		・リデル騎手に短期免許交付
	・ＪＢＣ、来年は川崎で開催		・青木騎手の豪成績
	・アドマイヤムーン、ラジオたんぱ杯２歳Ｓへ		・トーセンダンディ、準重賞で２着


瀬戸口調教師ＪＲＡ通算800勝

	９日の京都競馬第８Ｒでグレイシアブルー（牝３歳）が１着となり、瀬戸口勉調教師（68歳、栗東）が1975年３月１日の開業以来、7649戦目にしてＪＲＡ通算800勝を達成した。史上26人目、現役では３人目。重賞勝ちは88年、90年の有馬記念、89年マイルチャンピオンシップ、90年安田記念（オグリキャップ）、03年皐月賞、日本ダービー（ネオユニヴァース）などＧ１11勝を含む45勝。今年は夏の小倉２開催で15勝を挙げる大活躍を見せ、９日終了時点で41勝はリーディングトレーナー全国トップ。Ｇ１戦線ではラインクラフトが桜花賞とＮＨＫマイルＣを制覇、今週の秋華賞でも最有力候補と目されている。　瀬戸口師　800勝達成？そうなんですか、知りませんでした。これからも１勝ずつ積み重ねていけるよう頑張るので、応援よろしくお願いします。

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凱旋門賞馬バゴを購入

	ＪＲＡは７日、ニアルコスファミリーが所有するバゴ（牡４歳、仏国産）の購買に関する契約を締結したことを発表した。同馬は父ナシュワン、母ムーンライツボックスという血統の黒鹿毛馬。ここまでの成績は14戦８勝。昨年の凱旋門賞を含めてＧ１で５勝しており、２日に行われた05年凱旋門賞でも３着となっている。同馬は今後、現オーナー所有のままでＢＣターフ、ジャパンＣに向けて調整される予定。同レース終了後に引退し、ＪＲＡに所有権を移転した後、日本に輸入し、到着後に日本軽種馬協会に寄贈されることになっている。なお、購買金額については契約上の理由により公表されていない。

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天皇賞、富士Ｓに外国馬の出走なし

	ＪＲＡは５日、天皇賞（秋）に選出されていた英国のニューモーニング、デビッドジュニアの各調教師から同競走辞退の連絡があったことを発表した。また、富士Ｓに登録のあったコートマスターピース、リートリムハウス、マックラブ（以上英国）も辞退。これにより、天皇賞（秋）、富士Ｓの外国馬の出走はなくなった。なお、スワンＳのコートマスターピース、イフラージ、リートリムハウスも出走を辞退しており、こちらの外国選出馬は現時点でセカンドインコマンド（米）、ウィッパー（仏）の２頭となっている。

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日本馬は４頭ランクイン

	トップ50ワールドリーディングホースがこのほど、ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）から発表となった。今回、発表されたランキングは、10月３日にパリで開催された国際ハンデキャッパー会議で決定されたもので、今年３月26日（ドバイワールドカップ）～10月２日（凱旋門賞）までに施行された世界の主要競走を対象としており、日本馬は４頭がランクインし、ゼンノロブロイ22位（レーティング121）、ディープインパクト27位（120）、アサクサデンエン37位（119）、シーザリオ47位（118）。このランキングは対象期間が約６カ月。次回はブリーダーズＣ後に発表される予定。

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堀井師ＪＲＡ200勝

	８日の東京競馬第５Ｒ２歳新馬戦でアポロノサトリが１着となり、同馬を管理する堀井雅広調教師（53歳、美浦）は、3305戦目で現役120人目となるＪＲＡ通算200勝を達成した。マイネルレコルトでＧ１の朝日杯ＦＳを制したほか、Ｇ２のアメリカＪＣＣ、鳴尾記念（いずれもカネツクロス）など、重賞ではこれまでに10勝。

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デンエン毎日王冠回避

	毎日王冠に登録していたアサクサデンエン（牡６歳、美浦・河野厩舎）は、万全の仕上がりで臨めないことから、同レース出走を回避した。今後は天皇賞（秋）に向けて調整される。

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騎手の所属変更

	武英智騎手（24歳、栗東・フリー）が10月４日付で栗東の田所清広厩舎の所属となった。また、美浦の高松邦男厩舎所属の田面木博公騎手（43歳）と中谷雄太騎手（26歳）は10月10日付でフリーとなる。

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香港国際競走の登録馬

	12月11日（日）に香港シャティン競馬場で行われる香港インターナショナル諸競走に予備登録を行った日本馬が６日、ＪＲＡから発表になった。各レースの登録馬は次の通り。 ◇香港Ｃ（Ｇ１、芝2000ｍ）…ローエングリン、スズカマンボ、アドマイヤグルーヴ、インセンティブガイ、ハットトリック、エキゾーストノート、ハーツクライ、ヴィータローザ、ローゼンクロイツ、アルビレオ、シックスセンス、キングストレイル、アサクサデンエン、シーキングザダイヤ、スウィフトカレント、トーセンダンディ ◇香港マイル（Ｇ１、芝1600ｍ）…ローエングリン、アドマイヤグルーヴ、アドマイヤマックス、インセンティブガイ、ハットトリック、エキゾーストノート、ペールギュント、アルビレオ、メイショウボーラー、デュランダル、ダンスインザムード、テレグノシス、アサクサデンエン、アグネスジェダイ、シーキングザダイヤ、ロイヤルキャンサー、マイソールサウンド ◇香港ヴァーズ（Ｇ１、芝2400ｍ）…アドマイヤフジ、スズカマンボ、コンラッド、デルタブルース、ハーツクライ、ヴィータローザ、ローゼンクロイツ、アイポッパー、シックスセンス、コイントス、エルノヴァ、スウィフトカレント、トーセンダンディ、マイソールサウンド ◇香港スプリント（Ｇ１、芝1000ｍ）…アドマイヤマックス、メイショウボーラー、アグネスジェダイ、キーンランドスワン、ロイヤルキャンサー、シーイズトウショウ

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アイポッパー順調

	15日（土）のコーフィールドカップ（豪Ｇ１、芝2400ｍ）に出走するアイポッパー（牡５歳、栗東・清水出厩舎）は７日、サンダウン競馬場の検疫厩舎に入厩後、初めて強い調教が行われた。清田レーシングマネージャーによると、「リラックスしており、非常にいい感じの走り。カイ食いも良く、順調に調整できています」とのこと。

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藤田騎手海外出張

	コーフィールドＣでアイポッパーに騎乗する藤田伸二騎手（33歳、栗東・フリー）がＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先はオーストラリア。期間は10月13日(木)～10月16日(日)。

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ＷＳＪＳ地方代表選定競走、出場騎手決まる

	本年のワールドスーパージョッキーズシリーズ（12月３、４日、阪神競馬場）に出場する地方競馬代表騎手１名を選定する「ワールドスーパージョッキーズシリーズ地方競馬代表騎手選定競走」が18日（火）、園田競馬場で行われる。同レースは今年新設。地方所属のトップジョッキー12名が第９Ｒ、第11Ｒの２レースでポイントを競い、地方競馬全国協会は総合第１位を代表騎手として、総合第２位を補欠騎手としてＪＲＡに推薦する。今年は北海道・五十嵐冬騎手など12名が参戦。

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リデル騎手に短期免許交付

	ＪＲＡは５日、ニュージーランドのジョナサン・リデル騎手（27歳）に短期免許を交付した。期間は10月８日～11月20日。身元引受は崎山博樹調教師（栗東）と馬主の田畑法賢氏。同騎手は昨年も短期免許で来日しており、障害戦で18戦２勝の成績を残した。04/05年は85戦14勝でニュージーランドの障害１位。

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ＪＢＣ、来年は川崎で開催

	５日、ＪＢＣ実行委員会が開催され、来年度の第６回ＪＢＣが川崎競馬場で開催されることが決定した。11月２日（木）にＪＢＣマイル（1600ｍ）、３日（祝・金）にＪＢＣクラシック（2100ｍ）が行われる。ＪＢＣはこれまで大井、盛岡競馬場で開催されており、今年の名古屋競馬場に次いで川崎競馬場は４場目。２日間にわたる開催も、マイルでの施行も初めてとなる。

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青木騎手の豪成績

	19日に阪神競馬場で行われた第９Ｒ阪神ジャンプＳでフミノトキメキに騎乗して落馬負傷した石山繁騎手（28歳、栗東・浜田厩舎所属）は左肩甲骨々折、第６胸椎圧迫骨折の疑い、頚椎捻挫、脳しんとう、顔面挫創・打撲と診断された。全治には約２カ月要する見込み。

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アドマイヤムーン、ラジオたんぱ杯２歳Ｓへ

	新馬戦、クローバー賞、札幌２歳Ｓを３連勝したアドマイヤムーン（牡２歳、栗東・松田博厩舎）は５日、ノーザンファームに放牧に出された。次走は12月24日のラジオたんぱ杯２歳Ｓ（阪神、Ｇ３、芝2000ｍ）。

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トーセンダンディ、準重賞で２着

	オーストラリアに遠征中のトーセンダンディ（牡７歳、栗東・森厩舎）は５日（水）、クランボーン競馬場で行われた準重賞のクランボーンカップ（芝2025ｍ）で２着に入線した。

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