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香港は“日本デー”アグネスデジタルが香港C制覇 |
ステイゴールドはヴァーズ、
エイシンプレストンはマイルを快勝
12月16日、香港のシャティン競馬場で行なわれた香港国際レースは、メインの香港Cをアグネスデジタルが制したほか、香港マイルをエイシンプレストンが快勝し、香港ヴァーズではここが引退レースとなるステイゴールドが待望のG1制覇を達成した。なお、香港スプリントのダイタクヤマトは12着、メジロダーリングは13着に終わっている。
香港Cのアグネスデジタルは外の12番枠からスタート。いつもより積極的に先行して5番手をキープし、4コーナーでは逃げるトブーグを射程圏内に入れ、直線なかばで先頭。最後はトブーグの猛烈な差し返しにあったが、凌ぎ切って栄冠を手にした。ヴァーズでは4コーナーで後続を一気に引き離したエクラールが逃げ込み態勢に入ったが、単騎それを追ったステイゴールドが内にモタれるのを立て直して差し切り勝ち。マイルではゼンノエルシドが2番手を進んだが直線で失速、替わって4コーナーで手応えよく大外に持ち出したエイシンプレストンが直線で弾かれたように抜け出し、そのままグイグイ伸びて圧勝した。日本勢はこの1日で国際G13勝の快挙達成となった。
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シンボリスウォード現役引退、種牡馬に |
シンボリスウォード(牡6歳、美浦・藤沢和厩舎)が12月12日付で馬名登録を抹消され、引退が決まった。今後は種牡馬入りする。通算成績28戦7勝。 |
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鹿戸騎手が海外遠征 |
鹿戸雄一騎手(39歳、美浦・フリー)が、平成13年12月17日から平成14年1月2日までオーストラリアに遠征することになった。レース騎乗は未定。 |
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中山で模擬レース |
競馬学校騎手課程18期生(10人)による模擬レース(ダート1800m)が15日、中山競馬の昼休みに行なわれ、井西泰政君の騎乗したケンジントンシチーが1着となった(タイムは1分55秒7)。クビ差2着は竹本貴志君騎乗のカーリアンシチー。 |
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中舘騎手が中京でJRA年間100勝 |
15日の中京競馬第10Rで中舘英二騎手(36歳、美浦・田村康厩舎所属)はグリーンソニックに騎乗して1着となり、JRA年間100勝を記録した。年間100勝は今年、柴田善、蛯名、岡部騎手に次いで4人目。 |
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河野調教師はJRA300勝 |
16日の中山競馬第9Rでスパークホークが1着となり、河野通文調教師(51歳・美浦)は、2303戦目でJRA通算300勝を達成した。重賞では6勝(弥生賞、京成杯3歳S、ダイヤモンドS、札幌3歳S、新潟3歳S、ラジオたんぱ賞)。 |
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裁定委員会が意見書提出
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JRAは13日、覚醒剤取締法等違反で逮捕された田原成貴調教師(42歳、栗東)について裁定委員会を開き、「調教師免許を取り消すことが相当である」と判断、その旨を理事長に提出した。今後は行政手続法に基づき、同調教師に聴聞を行なう。 |
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ファロン騎手に短期騎手免許を交付 |
JRAは6日、英国のキーレン・ファロン騎手(36歳)に対し、短期騎手免許を交付した。有効期間は2001年12月8日〜2002年1月7日。なお、ファロン騎手は8日の中山競馬第6Rの新馬戦でヤマノペガサスに騎乗して初白星を挙げている。 |
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エンゼルカロ繁殖へ |
道営所属馬として99年の函館3歳S(G3)を制したエンゼルカロ(牝4歳、栗東・南井厩舎)が14日付でJRAの馬名登録を抹消された。通算成績は19戦4勝。今後は門別町の白井牧場で繁殖馬として繋養される。 |
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坂口大師通算500勝 |
16日(日)の阪神競馬第7Rでマヤノタイム(牡4歳)が1着となり、坂口正大調教師(60歳、栗東)が76年3月1日の開業以来5064戦目でJRA通算500勝を達成した。重賞勝利は16勝。G1勝利はマヤノトップガンの菊花賞、有馬記念、天皇賞・春、宝塚記念、キングヘイローの高松宮記念。
坂口大師 初出走が競走中止だったことを思うと500勝なんて夢のような数字。数々の名馬の記憶が思い出されて感無量です。父(坂口正二元調教師、711勝)の勝ち星を越えるのが次の目標です。
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